おはようございます。

 

本日は20時~DVやモラハラによりこどもと引き離された女性たちが集まる「ほっこりお茶会」を開催します。

 

DV被害と言うと、女性がこどもを連れて逃げるといったイメージが強いと思います。

 

しかし、こどもと引き離されてしまう被害女性も多くいるのが現状です。

 

親権は女性が有利、母親優先という考えは一昔前のことで、今は違います。

 

社会がいまだにDVに対して無理解が続くなか、男性が(少なからず)育児をすることも当たり前になっていますから、

 

被害女性が別居親になってしまうケースもあるのです。

 

それはもちろん加害者がDVによりコントロールすることで親権を奪うのですが、

 

司法がDVを見抜こうとせず、こどもの影響等を考慮する姿勢がなければ、親権を誤って加害者にしてしまうことが起こりえますし、実際に起こっていると痛感しています。

 

さらに残念ながら、結局のところその被害の影響や責任を、すべてその被害女性たちが負わされていると感じています。

 

今後も子どもに会わせてもらえないことや、こどもとの面会交流を通してDVが続きます。

 

現在そこにはほとんど支援もなく、被害女性ひとりで抱えながら生きていることが多いと感じています。

 

特につらいのは、まだこどもたちが「DV」を理解できない、親子の境界線が曖昧な時期です。

 

こどもは半分母親・半分父親でできています。

 

だから両親の争いは見たくないし、どうしていいかわからない。言葉もうまく使いこなせない。

 

だからどう表現していいかわからないし、うまく気持ちを理解したり言葉で伝えられないのです。

 

これは自分だけの家で起きていることで、誰にも言ってはいけないことだと思ってしまいます。

 

私がいい子にしていれば、私が母親を守らなければと思ってしまうこともあります。

 

それは私自身が面前DVをこどもの頃に経験しているのでよくわかります。

 

仲良くしてほしい・両親がけんかしているところを見たくないと思っています。

 

我慢しないお母さんが悪い そう思うこともあります。

 

当然こどもは悪くないのですが、こうしたこどもの思いに、悩み苦しめられるのは、被害者である母親の場合が多いのです。

 

ここで起きているこどもの言う「両親のけんか」は、もちろんけんかではなく、「DV」です。

 

けんかは対等な関係で起きるものですが、DVでは加害者からの一方的な支配に被害者が抵抗しているという上下や支配被支配の関係性の構図です。


これは被害者が我慢すればうまくいくということはありません。逆に言えば、我慢するということは支配され続けるということです。

 

離れずに耐え続ければ、DVはひどくなっていく。

 

被害者が命を奪われることや、体調を崩して健康に生きていけなくなることすらあります。

 

また、被害者が努力したり、説得したり、話し合ったりすることで、加害者を変えることはできません。

 

変わる努力をするべきは加害する側です。

 

しかし、自分を変えることには長い時間がかかります。変わろうと自ら決意し、努力し続けなければ変われません。

 

よって、被害を受けた人が、相手を変えることはできませんが、相手を変えるきっかけを与えることはできます。

 

そしてもうすでに「離れる」という手段で、加害者に対してきっかけを与えているはずです。

 

しかし加害者はDVし続けています。

 

DV被害にあうと、ずっと「自分が悪い」「自分さえ我慢すれば」と思わせられ、被害者は自分を責め続けます。


しかし被害を受ける人はまったく悪くありません。


理由があればDVをしてもいいにはならないはずです。

 

被害を受けた方々の話を通して、DVを社会が容認し続けていることが、これだけ被害者やこどもたちを苦しめることになっていることを、私自身痛感しています。

 

被害をうけたとしても、あなたは大切な人です。

 

こどもたちが、もしあなたに

「両親に仲良くしてほしい」

「おかあさんが我慢しないから」

と言ったとしても、

 

あなたはまったく悪くありません。

あなたが自分を責める必要もありません。

 

こどもたちがどうしてそう思うのか、気持ちが吐露できるようになった時、

 

あなたがその気持ちを聴いてあげることができるように、

 

今はどうか生きてください。


きっと子どもたちが理解できる日が来ますから。

 

苦しんだ分、あなたは自分の人生を幸せに歩んでもいいのです。と、伝えたいです。

 

今日も読んでくださりありがとうございます。