ウイルス性胃腸炎でしばらくお休みして読者の方々には申し訳なかったが、また頑張って書いていきたい。
前回までキリスト教のプロテスタント、ローマ・カトリック、英国国教会の進化論に対する立場を書いてきた。
色々調べていくうちに驚いたのは、あの内村鑑三の進化論に対する立場である。
内村鑑三と言えば、クラーク博士で有名な札幌農学校に学び、無教会派の活動や再臨運動、『代表的日本人』などの著書で国際的にも知られる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/内村鑑三
しかし、大正11年(1922年)11月10日の内村鑑三の著作物を現代訳したこのブログを見てほしい。
https://green.ap.teacup.com/lifework/1979.html
「ダーウィンが英国の学界において初めて得た彼の自然淘汰論の賛成家は、このキリスト教的天然学者ハッチンソンであったと言う。これによって進化論がその原理においてキリスト教の根本義に反するものではない事が分かる。」と述べるとともに、「進化論は今日のところ、その大体において真理であるように思われる。」と結論づけているのである。
内村鑑三は科学を学んだ人ありながら、英国当時一流の外科医で、クエーカー教徒であったジョナサン・ハッチンソンという権威が賛成しているからということで「進化論は真理であるように思われる」としてしまったようだ。
後世への影響を考えると、日本を代表するクリスチャンの一人がこのように進化論を慎重に精査しなかったことは残念だ。
これは、キリスト教が進化論とその価値観によっていかに巧妙に騙されてきたかということを物語っている。科学、特にライフサイエンスが解明した多くの事実が神の段階的創造を指し示している今、もはや騙され続けているときではないだろう。ぜひ、神と人類のために精査してほしい。