運動と脳のパフォーマンスについて、「スマホ脳」の著者であるスウェーデンの精神科医が解説した一冊です。
運動することで得られるもの。
脳のパフォーマンスに対して数々の良い効果が得られます。
・不安感や鬱症状の改善
・集中力、記憶力、情報処理能力の向上
・学力が上がる
・ADHDの改善
・認知症の予防
このように運動することで、脳の状態が改善し、パフォーマンスが上がります。
学習する前に運動をすると記憶量が20%アップするとか、
週に2回だった体育の授業を毎日に変えたスウェーデンの小学校では、子どもたちの国、数、英の成績が上がったとか、
毎日心拍数を上げるような遊びに取り組ませたADHD傾向の子たちの症状が落ち着いたとか、
運動することによって得られる様々な脳科学的メリットが紹介されていて、
自分の仕事に落とし込めそうな話がたくさん書かれておりました。
運動が脳に好影響を与えるという話を知って、私はすぐにエアロバイクを購入しました。
数ヶ月、週に3回くらいバイクを漕いでいますが、確かに頭の回転が良くなったと感じます。
運動の種類に関してですが、筋トレなどの無酸素運動よりも、
自転車やジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を週に数回最低2、30分取り組むことを推奨しています。
お子さんの学力向上に、ご自身の仕事のパフォーマンス向上に、
または認知症予防に、メンタルを整えるために、
役立つ情報がたくさん得られますので、ぜひ読んでみてください。