変化の時代を生き抜くために | 不登校に悩む親御さんへ 家庭教師の大丈夫!@新潟のブログです。

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=変化の時代を生き抜くために=

実学志向とは本当に合理的な判断なのか?という疑問のもとにしばらく綴っております。

実学志向とは世の中に出てすぐに役に立つ換金性の高い学問、お金になる学問ということです。

前の記事で述べたように、世の中の移り変わりの早さを揶揄した言葉でマウスイヤー、ドッグイヤーなどというものがあります。

かつての人間の生きる早さを1とした時に、今の世の中は、その7倍速、18倍速で流れている。

そして今なお続く技術革新はそのスピードをさらに早める方向に作用していくでしょう。

追いかけても追いかけても追いつけないものを追いかけ続けるような生き方。

その動機も、自分の中から湧き出たものではなく、世間的な評価を得るためであるなら、早晩子どもたちは疲弊し、燃え尽きてしまうのではないでしょうか?

今、心療内科を受診しようとすると、半月待ち、一か月待ちが当たり前だそうです。

それだけ世の中に精神的にすり減っている人が多いということです。

私もかつて心身のバランスを崩し心療内科にお世話になったことがあります。

初めて受診したとき、待合室には車いすに乗ったおじいちゃんから、仕事を抜けてきたであろうサラリーマン、制服姿の中学生までおりました。

その光景を目にしたときに、これは自分自身がおかしいのではなく、世の中全体がちょっとおかしくなっているのではないか?

そんな疑問が頭を過ったことを今でもよく覚えております。

確かに世間の流れに抗うのではなく調和することも大切だとは思います。

だけどそれもバランスの問題で、自分の人間性を無視してその度合いが100%になってしまうこと、過剰適応することは問題だと思うのです。

追いかけても追いかけても追いつけない世の流れを後追いするような賞味期限の短い学びをではなく、すぐには役に立たないかもしれないけれど、末永くずっと役に立つ学びとして一般教養のすすめをさせていただきました。

長く続いた経済成長も影を潜め、良い学校を卒業し良い会社に入れば一生涯守ってもらえるという時代でもなくなりました。

今までうまく回っていた日本のシステムが様々な局面で制度疲労を起こしています。

この「変化の時代」を生き延びるためのソリューションとして、どんなものがあるのか?

先に挙げた一般教養のほかに、才能を磨くという選択肢についても考えてみたいと思います。

それでは才能とは何なのか?

何だと思われますか?

次回に続きます。