「子どもが話してくれないんです、、、」 | 不登校に悩む親御さんへ 家庭教師の大丈夫!@新潟のブログです。

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ご覧頂きありがとうございます。不登校に悩まれる親御さんが心の穏やかさを取り戻し、子どもたちが笑顔を取り戻してくれること、それが私の喜びです。不登校に悩まれる親御さんのお役に立てるよう、情報発信して参ります。


子どもが全然話をしてくれない

何を考えているか分からない

そんな悩みを抱えている親御さんは多いのではないでしょうか?


=話したくなる人=

ご自身の経験を振り返って、話を聞いてほしくなる人とはどんな人でしたか?

話を聞いてほしくて相談に行ったらその人の意見を押し付けられて

かえって苦しい気持ちになった、行くんじゃなかった

私にはそんな経験があります

人から相談を受けたら、相手のためを思うがゆえに、アドバイスをする

私にもそんな傾向が多分にありますが

話をしたくなる人、話を聞いてほしいと思う人

それは自分の意見を挟まず、話を聞いてくれる人かもしれません


=傾聴とは=

相手の話を聞いてこちらの意見をアドバイスするという話の聴き方もあるのかもしれません

もう一つ、傾聴という話の聴き方もあります

自分の意見を挟まず話し手の脳内整理を手助けする聴き方、とでも言うのでしょうか

傾聴とは、以下の三要素から成ります

1、うなづき

2、要約・おうむ返し

3、沈黙


1、うなづき

うなづくことであなたの話を聞いているよ、関心があるよというメッセージを話し手に送る


2、要約・おうむ返し

相手の言ったことをそのまま相手に返す、相手のしゃべった内容をまとめて相手に返す

話し手が自分の話した内容の確認、整理を手助けする効果があります


3、沈黙

相手が沈黙したら自分も沈黙して見守る

話していた相手が沈黙するとき

それは話す過程で湧き上がってきた感情を味わい直し

何かに気づいた瞬間かも知れません


この聴き方には聴き手が自分の意見を挟むことはありません

自分の意見を挟むことなく聴き手は話し手を映す鏡になりきる

そんなイメージでしょうか


=分かろうとし続けること=

ついついご自身の経験から、お子さんにアドバイスをしたくなることもあるかと思います

人が相談をしに来るときには二種類あるのではないでしょうか

1、アドバイスを求めているとき

2、自分の気持ちを分かってほしいとき

自分の気持ちを分かってほしいとき

その時に聞き手が自分の意見を挟まず、話に耳を傾けたなら、

話し手は、安心して自分の内面にある感情と向き合い、何かに気づけるのではないでしょうか

相手のことを分かる

相手のことを分かりきる

それは本当に難しいことだと思います

分かりきることなどできないと分かりながらそれでも分かろうとし続けてくれる人

そういう人の姿に、人はゆっくりゆっくり心を開いてくれるのかもしれません

話したくなる人、話を聞いてほしいと思う人

私が話を聞いてほしいと思う人はそんな聴き方をしてくれる人です

相手を分かろうとし続ける傾聴という話の聴き方

「子どもが話をしてくれないんです」

もしそんな悩みをお持ちなら、ぜひご家庭で試してみてください