∀手天国家という概念と自我の物語
手天道衛教・自分神話研究会・411
あなたのメンタルヘルスに貢献する。
あなたの人生の主役はあなた自身です。
人生を編年体で記録していく行為が「日記」です。
でも、これは強い人が行う行為。
私は、待機児童で社会性もなく、運動能力も低いもやしっ子でした。
孤独な私は、ぬいぐるみと遊び、全ての遊具を動かしている「両手」に注目。
人指し指を曲げて頭部とするひとがた=手天と遊び始めました。
だから、小学校という初めての小社会で、圧倒的に優れた友人たちを「正護」という手天にした時に、「本統」という自我の手天は、洪水のように押し寄せる「正護」の波の中で、もがきなから、豪族たちによる鼎立という形式で、自我を王とする「手天国家」を建国。
自我は「皇帝」として、わが手天国家「衛国」の中心に君臨。
時に「皇帝」は親政を行い、英雄となりましたが、これはリスクが高い。
現在では、「皇帝」は君臨すれども統治せず。
統帥権を丞相に借与することで、政治的責任を負わない様になっています。
この、手天国家「衛国」の国史が『衛史』。
つまり、
あなたの人生の主役はあなた自身であり、
その人生を、手天を登場人物としながら、編年体で記録していく行為が「自分神話」なのです。
だから、これは強い人でも弱い人でも皆が行える行為。
概して、日本国の天皇家には御苗字がありません。
ですが、われわれには苗字が必要です。
で、われわれ庶民の「自分神話」に登場する自我には、苗字を用意いたします。
それが「王家」(おうけ)です。
あなたは、まず自分の手天国家の国号を決めます。
自作が難しい場合には「衛国」にしましょう。
次に初期神話の設定です。
あなたは父方祖先神・移心大神と母方祖先神・山巓若体王との間に、あなたの最高神・衛叉大明神が誕生。あなたの自我は衛叉の子孫です。
衛叉大明神には、ふたりの皇子が存在します。
それが、右半身右手の岩壁山神将と左半身左手の宝来山神将とであり、あなたは、自分の利き腕の方の神将の皇子として、初代皇帝が誕生したという物語を明記します。
「自分神話」は幾つからでも、開始する事が可能です。
手天の物語は1ヵ月を1掌年として計算します。
例えば、私が、今日から「自分神話」を始めた場合、
現在ちょうど60歳ですから、
60(年)×12(月)+1(誕生月)=自分紀元721掌年です。
なので、衛国は、自分紀元721掌年に建国されたことになります。
私の自我の手天の名前は王家神紀(おうけの・じんき)ですから、
今来皇帝の名前は「神紀皇帝」ということになりますね。
私の場合、父方とか母方とか複数の王家が存在していますので、
正式には王家神紀角豊内衛尉(おうけの・じんき・つのぶうち・えいい)という長い名前になります。
次回は、神話の初期設定に付随して、父方・母方そしてその両祖父母という6系統の遺伝系統の中から、自我はどの系統を受け継ぐ存在なのか?
という見極めについてお話しいたします。