∀【重要】手天道の意義
手天道衛教・自分神話研究会・269
あなたのメンタルヘルスに貢献する。
私は分家の長男で、本家には立派な御仏壇があったが、当家にはない。
墓所も本家の管理で、裁判の結果、本家の意向でわれわれは使用不可能になった。
ので、私には墓所も仏壇もない。
で、科学的に祖先に対する供養は、祖先の遺伝情報を有する、私自身を大切にすることと理解する私は、来世を信じない。
逝去した祖先は天国などにいない。
生き残ったわれわれの心の中に残影として残るのみ。
ならば、私の場合、墓所に行かなくても、仏壇に参れなくても、いつでも、どこでも、心の中に故人を思い浮かべれば供養は可能であると思った。
ここは、重要な所で、科学に則する衛教が死者の供養に寄り添えるのは、生き残った親族の心の中に故人の残像が残り続けるからである。
衛教は、万事、あなたが中心の宗教です。
先立たれた故人は、あなたの心中に残影として残り。
あなたの死と共に、世界は終わる。あなたの守護神も消滅する。
そういう宗教なのです。
ここに衛教祝詞をご紹介します。
無宗教の方でも、他宗教との兼教でも可能です。
ご一読下さい。
【最勝衛教祝詞】(衛教祝詞)(さいしょう・えいきょうのりと)
※神棚(御神床)に向かい奏上。
「諸人(もろびと)に移心大神(いしんおおかみ)ありて、その移心大神が山巓若体王(さんてんじゃくたいおう)と相睦(あいむつ)ぶ時、人に命が宿る。
移心大神は始源(しげん)の命よりわが身に至る、父方の全ての血統の道程(みちのり)の神であり、山巓若体王は始源の命よりわが身に至る、母方の全ての血統の道程の神である。
移心と山巓若とは原始同源(げんしどうげん)にして、且つ亦全ての人間は移心と山巓若との融合により誕生する。
そうして生まれ来たりし自分自身を中心とする衛教世界の最高神として衛叉大明神(えいさだいみょうじん)が存在し、衛叉、移心、山巓若の三神を総称して衛教大神という。
禍いありて生まれざる命は、その家人(いへびと)を助け、
幸いにして生まれ来たりし者は、その生まれざりし命の存在を忘れず、
また身罷(みまか)られし全ての者を日々尊び。またうつつの世に共に生きる者を敬い。
諸人の右手(めて)には岩壁山神将(がんぺきさんしんしょう)が、
左手(ゆんで)には(ほうらいさんしんしょう)が宿りて相遊び、
神将(しんしょう)、本統(ほんとう)、正護(しょうご)、眷属(けんぞく)が正しく努むる手天道を勤(いそ)しめ。
さすれば衛教大神は汝と汝の家族と共にある。」(一拝)
【衛教祝詞・現在語訳】
全ての人には父系制の神が実在していて、その父系制の神が母系制の神と有性生殖することによって人間の生命が発生する。
父系制の神イシンは、最初の生命体からあなたにまで至る、父方の全ての血統の継代を指し示す神であり、母系制の神サンテンジャクは、最初の生命体からあなたにまで至る、母方の全ての血統の継代を指し示す神です。
神イシンと神サンテンジャクとは最初の生命体を同源とする神さまであり、すべての人間は神イシンと神サンテンジャクとの融合によって誕生する。
そうして誕生したあなた自身を中心とする衛教世界の最高神としてエイサが存在していて、エイサ、イシン、サンテンジャク、の三神を総称して衛教大神と称します。
事情があって誕生しなかった生命は、その家族を助けます。
幸福にして誕生できた人間は、その誕生しなかった生命のことを忘れないでいて、
また逝去したすべての親族を毎日供養します。
また現在同じ時代に生きる人々をも尊重します。
すべての人の右手には岩壁山神将が宿って、
すべての人の左手には宝来山神将が宿って手天道を行い、
神将、本統、正護、眷属が秩序と規則に従って相関する手天道を行いなさい。
そうすれば、衛教大神はあなたとあなたの家族と共存共栄します。