属星拝礼

(ぞくしょうはいれい)

手天道衛教・自分神話研究会・66

大江匡房卿の『江家次第』の中に民間の四方拝の記述がある。
中国語では、之=Zhiと発音する。
持笏した姿勢で、全て笏の頭から尻へ抜け切るまで待つが奥義。

【属星拝礼】(ぞくしょうはいれい)

※属星拝礼と移心大神祝詞のみ北極星に向かい奏上。

御神床神殿に向かい一礼再拝二拍一礼。

北極星に向かい一礼再拝四拍一礼。

子歳の場合は「貪狼星(トンロウショウ)」

丑歳の場合は「巨門星(コモンショウ)」

寅歳の場合は「禄在星(ロクゾンショウ)」

卯歳の場合は「文曲星(モンゴクショウ)」※2023年

辰歳の場合は「廉貞星(レンジョウショウ)」

巳歳の場合は「武曲星(ムゴクショウ)」

午歳の場合は「破軍星(ハグンショウ)」

未歳の場合は「武曲星(ムゴクショウ)」

申歳の場合は「廉貞星(レンジョウショウ)」

酉歳の場合は「文曲星(モンゴクショウ)」

戌歳の場合は「禄在星(ロクゾンショウ)」

亥歳の場合は「巨門星(コモンショウ)」

をそれぞれ7回唱える。一礼。※7つの星を往復すると十二支に対応できる。

一礼、再拝。

賊寇之中過度我身(ぞっこうじちゅうかどがしん)

毒魔之中過度我身(どくまじちゅうかどがしん)

毒氣之中過度我身(どくけじちゅうかどがしん)

毀厄之中過度我身(きやくじちゅうかどがしん)

五鬼六害巡中過度我身(ごきろくがいじゅんちゅうかどがしん)

五兵口舌之中過度我身(ごひょうこうぜつじちゅうかどがしん)

厭魅咒詛之中過度我身(えんみじゅそじちゅうかどがしん)

萬病除愈所欲随心、急急如律令。(まんびょうじょゆしょよくずいしん、きゅうきゅうにょりつりょう)」一礼。

 

これは、全ての災いよ、わが身を通り過ごせという祈り。

万病を除き、思いのままになれ、おねがいしましたよ。

 

という呪文。

手天道衛教