勝手に週末映画批評 Vol.26 | ReLife's Life

ReLife's Life

福岡県の西新に2014年11月22日にオープンした学生向け不動産、株式会社ReLife。ここではスタッフ三人が日替わりで各々の趣味全開の自己満ブログを展開していきます。

こんにちは!金曜担当の山本です!

昨日、福岡では三代目 J Soul BrothersのLIVEの影響で、街中に青を基調としたファンの方々がたくさんおられました。

確かな実力に加えてテレビへの露出なども多く今や飛ぶ鳥を落とす勢い、いや、もはや飛ぶ鳥を捕まえて焼いて喰ってるぐらい勢いのあるグループ。

将来的に自分の子供にも8代目ぐらいのJ Soul Brothersとして頑張って頂きたいので、胎教として彼らの曲をかけて子宮の中でランニングマンさせるつもりです。

さて、冗談が過ぎると各方面に怒られそうなので早速今週の一作を...





















ドンッッッ!!!!


「きっと、うまくいく(原題:3 Idiots)」

でございます。


まずは予告動画からどうぞ。




~あらすじ~

インド屈指の難関工科大学であるICEに通っていたファルハーン(R・マダヴァン)ラージュー(シャルマン・ジョーシー)はある日、大学時代に対立していた同期であるチャトゥル(オーミー・ヴェイドヤー)に呼び出される。10年前の卒業式以来消息を経っていたランチョー(アーミル・カーン)の居所を突き止めたというチャトゥル。三人はランチョーを探す旅に出るがそこには誰も予想していなかった驚きの事実が待っていた...。






インド映画史上最大の興収を上げた今作。

コメディー、ラブストーリー、ミュージカル、ミステリー、ヒューマンドラマと、それぞれの美味しいところをごった煮したような映画。

三時間は一見長いように感じられますが鑑賞してみると全くそんなことはなく、歌や踊りの演出、役者陣の名演のおかげで間延びせず飽きずに最後まで楽しく鑑賞することができました。

コメディ要素を存分に散りばめつつもインドで問題となっている自殺率の高さや学歴競争社会へも切り込んでいます。


少し前にインドで起きた大規模なカンニングが記憶に新しいのではないでしょうか。



良い大学に入らないと大企業に就職ができない為に親は何が何でも子供を合格させようと必死に。

ここでこけてしまうと将来の見通しがなくなる為に自ら命を絶つ若者が後を絶たずに自殺率が上がるそうです。

にしてもここまで堂々としたカンニングは衝撃的すぎる。

高校時代、理科の定期テストでカンニングしようと外装部分を改造したMONOの消しゴムを作成するもビビりすぎて結局最後まで使わなかった私と比べると肝っ玉が据わりすぎて。

倫理上言っておくとカンニングは立派な不正行為なので皆さま絶対にしないように。


「やいやいやい!絶対お前大学時代カンニングしてただろ!」という怒号が飛んできそうですが

それについてはノーコメントでお願いします。


そんなシビアなインドの社会問題にも触れている「きっと、うまくいく」。

皆さんも一度観れば大抵の悩みや問題は「Aal Izz Well(All Is Wellの意)」と笑い飛ばせることができるのではないでしょうか。




では、良い週末を。。。