先日の美杉で出会った生き物たちです。
1枚目はカゲロウ。
カゲロウは成虫になると、1日で(中には数時間で)命が終わります。
三億年も前から存在していると言われているカゲロウの人生は、とても儚く、そしてエキサイティングです。
この子は昼間に、こんなところに一人ぼっちでいたので、もしかすると、この数時間後にはそのまま命を終えるのかもしれません。
とても美しいですね。
命が終わる前の、奇跡の出会いでした。
そして2枚目は、可愛い燕の赤ちゃんたち。
観察していると、オスとメスが交互に餌を運んでくるのですが、休憩しているのか見守っているのか、飛び立たず見守り隊のような行動をとるときもあります。
ひなたちはまだ目がよく開いていないのか、飛んできた親鳥に気が付かない時もあり、「ほらほらあなたたち!」と気づかせるような行動を取ります。
お父さんもお母さんも、雛が巣立つまで、本当に大忙しです。
生き物の人生を勉強すると、たくさんの大切なことに気がつきます。
私たち人間と、重なることも多く、そして学ぶことも多く、尊いなとつくづく思います。
人の人生を、カゲロウの命
と表現することがあり
人間の一生はとても短く、とても儚い
と言う意味になります。
生き物先生はいつも素晴らしい。
命について、とても学びの多い一日でした。