篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日は及富をご紹介します。

「おいとみ」と読みます。

 

及富は岩手県にある南部鉄器の会社です。

 

東洋経済オンラインに

「大谷選手Instaで話題の

『南部鉄器』9代目の挑戦」

という記事があり興味を持ちました。

 

Instagramで紹介されたのは

「みやび」という鉄瓶で、

30年ほど前から制作している定番商品だそうです。

 

創業は1848年、今年で176年になります!

老舗です!

伊達家のお抱え釜師として、

茶の湯から始まりました。

 

現在9代目の同族会社です。

 

この9代目は経営者であると同時に職人であり、

且つ、アートディレクターや

マーケティングまで兼務されていて、

Xでアマビエの鉄玉をバズらせたり、

「スワローポット」という

鉄瓶の物語を広めたりする

秀でたところをいっぱいもっている方です。

 

スワローポットは復刻させるだけではなく、

2021年にはグッドデザイン賞を

受賞するに至っています。

 

Xなどによる海外への発信も活発ですが、

及富では1954年には輸出に取り組んでいました。

 

この海外進出は模造品の普及

という反面があったそうで、

本物との違いを発信したり、

本物を届けることにも注力しています。

 

ネット購入の場合は特に注意してください。

及富のブログに

「本物と偽物の見分け方」があります。

 

<企業理念(願い)>

「富を及ぼす」 

 

鉄器を通して、多くの人に富をもたらしたい。

 

企業理念が社名になっているのは

最強ですね!

 

この名前は、5代目から使用しています。

 

また、自社を

「地球の誕生から今日まで、

 人類の文明を支える主要な資源となってきた鉄を、

 将来孫の代まで世代を超えて残し活かす、

 サスティナブルなものづくりを進める職人集団」

と位置付けています。

 

<コーポレートメッセージ>

鉄を活かし 鉄と生きる 

 

及富のオンラインショップでは

古来から伝承される焼型で造られた

南部鉄器も販売されていて、

その生産者の紹介もブログで挙げています。

 

「鉄を活かし 鉄を生きる」

の別の一面であり、

企業理念の実現でもあると思いました。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

実はこの記事を書くのは2回目になります。

どういう理由か消えてしまいました(TT)

南部鉄器の世界に

触れる機会が増えたと思って楽しみました。

自宅には南部鉄器の「アマビエ」ならぬ

「フクロウ」がたくさんあります。

父がずっと昔に

お土産で買ってきてくれたのですが、

重かっただろうなぁと

その時も、今も感じています^^

その父も亡くなって

もう18年にもなろうとしています。

時は経っても南部鉄器は少しも劣化しません^^