篤です。

 

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今日は会社の紹介ではありません。

 

『父が息子に語る壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書』

の「差別」の章に

「連帯」について説かれていました。

 

「憎みあうより助けあうほうが

得るものが大きいことを知っていたし、

連帯して助けあうのが

正しいことだと知っていた」

として、

ユダヤ人と黒人の野球選手についての本

を説明していました。

 

『ジャッキーとハンクが出会ったとき』

という本です。

 

「差別」についての章なので、

男女や人種などについて論じられていましたが、

なぜ二項対立で考えてしまうのでしょうか。

 

男女のように、

現在では二項どころではなく、

女性の男性や男性の女性もいるので

二項とはいえないですが、

どちらかのサイドで物事を考えているので

二項だと思います。

 

その他、

子持ち様とそうでない人たち、

既婚者と独身者、

管理職と一般職、

老人と若者、

まだまだたくさんあると思います。

 

性別を除けば、

自分もそうなるかもしれない区分です。

 

責め合うことは、

未来の自分を責めていること

なのかもしれませんね。

 

連帯という概念があれば、

損得から相手を責めることよりも、

助け合った方が

お互いが幸せになれるように思いました。

 

そして、

企業理念があれば、

対立するのは相手ではなく、

企業理念と対比させればよいので、

二項対立は起きにくくなると思います。

 

性別ではなく、

会社の在るべき姿に対して何をするのか、

既婚者だから、独身だからというのは、

企業理念から見た時に何の意味があるのか、

そういう風に物事を捉えていくことが大切です。

 

連帯という概念で

お互いを幸せにする方法を選択していくことが、

「いい会社」につながるのではないでしょうか。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

「差別」の章の前には「男女」の章があり、

スポーツの観点を論じていて、

ジェンダーと性の違いも明確にしていました。

性というのは生物学的な特徴ですが、

人間を男か女の

いずれに分類できるような

単一の身体的特徴はないそうです!

あるのはそれぞれを代表する特徴の

クラスターだけです。

そして、ジェンダーというのは

社会的・文化的性差、

つまり「ものの見方」です。

本人の意識ではないのです。

相手を女性として見るのか、

男性として見るのか

ということも含まれています。

私は全くわかっていなかったです^^;