篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

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企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日は会社の紹介ではありません。

 

ビジネスインサイダージャパンに

「仕事の満足度を上げるためには

『職場での衝突』を避けるべきではない…

 ハーバード大の専門家が指摘」

という記事がありました。

 

海外の研究成果なので、

日本にそのまま当てはめるのは危険ですが、

衝突を避けることが

仕事への不満を増やすということは、

あるのではないかと思いました。

 

衝突を避けるということは、

意見を言う場がない、

言っても聞いてもらえない、

言うことが不利益につながる、

ということです。

 

これは仕事に対する諦めや、

指示されたことだけしかやらないという姿勢や、

やりがいも働く幸せも感じることがない、

ということですから、

不満というより・・・

そういう職場にいたくないですよね。

 

記事では「創造的摩擦」

という言葉が挙げられていました。

 

素敵な言葉だと思いました。

 

現実の問題から逃げて

衝突を避けることで

事態を悪化させる

というのも頷けます。

 

健全に衝突するためには、

相手―の尊敬の念も必要ですし、

「あなたにここにいてほしい」

というメッセージも大切ですし、

何よりも意見を言うことが

不利益につながらないような風土が

重要になると思います。

 

不利益にならないことは、

制度や規定で明言しても、

人の感情は制御できないので、

心理的安全性のような環境こそが

必要なのではないでしょうか。

 

第三の案を導きだすためにも、

衝突は必要です。

 

お互いに喧々諤々やりあうからこそ、

開ける道もあるのです。

 

この喧々諤々の時に、

絶対に自分の意見を譲らない人、

人を見下す態度をとる人、

声を荒げて威圧する人などは

注意が必要です。

 

ファシリテーターのような立場の人が

たしなめる必要が出て来るかもしれません。

 

それでも自分が正しいとして

意見を譲らないというのは性格もあるので、

その場だけではない教育も必要になります。

 

衝突は大事ですが、

単に衝突だけさせてしまうと

遺恨を生じることもあるので、

やはり企業理念という

「何のために」をどっしりと据えて、

その上で明るい未来のための衝突を認識して

ワイワイやることを推奨したいと思います!

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

衝突を自己否定と捉える人もいます。

意見の言い合いなのに、

自分が否定されているとなったら、

明るい未来はないですね。

これは言う方の問題だけでなく、

言われる方の年代もあるので、

衝突の前に

「これは人格の否定ではありません」

「意見を述べ合うことで

 いろいろな視点から考える場です」

「自分の意見に固執せず、

 柔らか頭で考えましょう」とか、

「お約束」の読み合わせも

必要かもしれないと思いました。