篤です。
企業理念のブログにようこそお越しくださいました。
ありがとうございます。
企業理念から応援したい会社を見つけたり、
世の中を支える会社をご紹介したりしています。
今日は電力会社の企業理念を
比較してみたいと思います。
「借金の多い企業ランキング」
の上位に出てきたのは、
広大な土地が必要なのと
設備産業によるものだと思います。
各地域に電力会社があり、
「ライフラインを守る」
というような企業理念になるのか
と思っていたのですが、
各社で随分違いがありました。
<東京電力の企業理念>
MVVを設定していて、
ミッションを頂点とした三角錐で
現わしています。
「ミッション」
安心で快適なくらしのため
エネルギーの未来を切り拓く
福島への責任を果たすことを第一に、
エネルギーが持つその先の可能性を追求し、
お客さま一人ひとりの
期待を超える価値を届ける
「ビジョン」
「カーボンニュートラル」や
「防災」を軸とした価値創造により
安全で持続可能な社会の担い手として
信頼され選ばれ続ける企業グループを目指す。
「バリュー」
欠くことのできない行動原則
「安全最優先」「責任の貫徹」として掲げ、
常に「お客さまのために」
「変革への挑戦」を続けることで、
社員とともに企業体としても成長していく。
<関西電力の企業理念>
経営理念として体系化しています。
「存在意義」
「あたりまえ」を守り、創る
「大切にする価値観」
公正×誠実×共感×挑戦
安全を守り抜くことを前提に、
「更生」「誠実」「共感」「挑戦」
を大切にして行動する
それぞれの社員が描く「あたりまえ」が
社員さんの写真と共に載っています。
<九州電力の企業理念>
「思い」
「ずっと先まで、明るくしたい。」
「快適で、そして環境にやさしい」
そんな毎日を子どもたちの未来に
つなげていきたい。
「経営ビジョン」
2030年のありたい姿
豊かさと快適さで、お客さまの一番に
最後まで読んでくださいまして、
ありがとうございました。
東京電力は原発の件が片付いていないので、
悲壮感が漂っているように感じました。
電力の「期待を超える価値」は
何を指すのだろうかと
不思議に思ってしまいました。
尾瀬においては
期待を超える価値を
提供して頂いていますけど・・。
本当に尾瀬の整備は、
自社の土地とはいえ、
頭が下がります。
高度成長期の
木道が引かれていない時代に
踏み荒らされてしまったところは、
植生の回復に尽力して頂いているにも関わらず、
まだまだ復活していないそうです。
尾瀬だけでなく、
高度成長期のもたらした負の財産は、
人心も含めて大きいですね。