篤です。

 

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今日は会社の紹介ではありません。

 

東洋経済オンラインに

純粋主義と顧客主義についての記事がありました。

 

純粋主義というのは、

企業理念を純粋に貫き通す在り方です。

 

スタバとUSJを例にしていました。

 

スタバは

「コーヒーを大切にしてきた歴史がある一方で、

 人気商品は、コーヒーとは正反対にも思える

 フラペチーノである」

 

「この『矛盾』こそが、

 スタバを『特別な場所』に

 してきたのかもしれない」

とありました。

 

USJは

「『映画のテーマパークである』

 という純粋な理念が、

 逆に経営戦略としては誤った方向を

 向かせていた」とありました。

 

「誤ったこだわり」は、

顧客の要望ではなく、

企業の自己満足のための経営施策です。

 

「誤ったこだわり」から

脱却するための唯一の方法は

「消費者目線」を徹底すること、

と論じていました。

 

USJは

純粋主義と

企業理念を少し変えてでも顧客視点に立つ

顧客主義との対立を乗り越えて

回復したそうです。

 

スタバも顧客の要望に焦点を当てた結果、

フラペチーノや

ノンファットミルクの導入に至ったそうです。

 

この「純粋主義」対「顧客主義」は、

いざ「自分の会社の話」となると

「誤った純粋主義」

「誤ったこだわり」の奴隷になってしまう

と説いていました。

 

企業理念を軸にすることは、

純粋主義といえそうですが、

それは違います。

 

「何のために」が置き去りにされた企業理念や、

解釈が狭い範囲で行われてしまえば

起こり得ますが、

何のために

「こだわりのコーヒー」を提供したいのか、

何のためにテーマパークがあるのか、

ということまで考えたら、

「誤ったこだわり」にはならないはずです。

 

根底のところが置き去りにされて、

会社のプライドから考えるのが

「誤ったこだわり」なのではないか

と思いました。

 

会社は利益を得なくては存続できません。

 

その利益を提供してくれるのは

お客様なのですから、

顧客主義の視点は

なくてはならないものだと思います。

 

こだわりのお寿司を提供しているお店が、

そのこだわりを理解できない客には

来てもらわなくてもいいと言うのは、

来る人がいるからです。

 

誰も来なくなったら言えないです。

 

それなら店を閉じるまで、

というのはいいですけど、

路頭に迷うほどならそれも言えないかと・・

(それを言うのが職人??)。

 

企業理念と純粋主義と顧客主義。

 

どれも言葉だけを

四角四面で考えることではない

ように思いました。

 

注:記事の内容は的確であり、

何ら批判するものではありません!

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

娘もスタバが大好きで、

よく行っているようです。

オーダーするのはなんとかラテとか、

フラペチーノなどで、

コーヒーは一度も頼んだことがないそうです。

ポイントがたまると

たまに豆を買ってきてくれますが、

特徴があるブレンドになっていて、

美味しく楽しく頂いています。

コーヒーへのこだわりのお店は、

本当にたくさんあります!

そこそこのコーヒー店であれば、

みな独自の見解を有していて、

とても面白いです!