篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日はクラスメソッドをご紹介します。

 

クラスメソッドは東京都港区にある、

AWS総合支援サービスを始めとした

ITソリューション企業です。

 

創業は2004年、今年で20年になります。

 

ビジネスインサイダージャパンに

「1300万円を即決『科博9億円クラファン』で

最高額寄付のIT企業…

『会社は何のためにあるのか』」

という記事があり、興味をもちました。

 

科博というのは、

上野にある国立科学博物館のことです。

 

資金難を理由に

1億円を目標にクラウドファンディングを募り、

ここに1300万円の寄付を即決しています。

 

Slackというツールで

社内の10人くらいの

マネジメントチームのメンバーに問うて

決めたそうです。

 

社員数は700名です。

 

東京・札幌・仙台・上越・名古屋・

大阪・福岡・那覇の国内8拠点と、

ベルリン・バンクーバー・バンコク・

ソウル・ダナンの海外5拠点を有しています。

 

<企業理念(経営理念)>

オープンな発想と高い技術力により、

すべての人々の創造活動に貢献し続ける 

 

「オープンな発想」

「高い技術力」

「すべての人々」

「創造活動への貢献」と言葉を分けて、

その言葉の示す意味を解説しています。

 

単に文章として企業理念を掲げているのではなく、

そこから何をどう考えて行動していくのかが

イメージしやすくなっています。

 

これだけで「活きた企業理念」が期待できます!

 

さて、興味をもった

「会社は何のためにあるのか」

についてですが、

クラスメソッドでは一定の規模になり、

利益が出ているのであれば、

必然的に「どう社会還元していくか」という観点から、

100万円規模の寄付はたくさん行ってきていたそうです。

 

「事業で儲かった分を何かに貢献する」

というマインドセットが会社全体にあるそうです。

 

会社の利益を生む社会貢献とは別に、

更に「何かに貢献する」という在り方は、

「会社」という存在の本当の姿なのかもしれない

と思いました。

 

利益を社員に追加して分配する、

という在り方もありますが、

それだと「お金」という観点からだけで、

社内の喜びに留まってしまいます。

 

みんながいいと思う支援にお金を提供することで、

自分たちだけの喜びから

世の中に対する喜びに広がっていき、

更には支援された側の喜びにもつながって、

喜びの輪が波紋のように広がる様子が

目に浮かびました。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

いろいろな寄付金もありますが、

集めている団体がどのように

その資金を使用するのかが

ブラックボックスの場合も多いです。

そこに携わる人たちに大半が使用されている

という事例もあるとか??

クラファンですと直接になるので、

支援する方もやりやすいと思いました。

自然災害の場合、

そういうクラファンを立ち上げることも

難しいのでしょうね・・。