篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日は丸俊をご紹介します。

「まるしゅん」ではなく、

「まるとし」です。

 

「まるじょうの鰹ごはん」のパッケージに

製造所として記載されていた会社です。

OEMでしょうか。

 

丸俊は鹿児島県鹿児島市にある

鰹節・かつお製品、削りぶし、

海産珍味、佃煮等の製造をしている会社です。

 

創業は1961年、今年で62年になります。

鰹節、海産物の小売店として始まりました。

 

1967年に丸俊鰹節店となりました。

現在2代目でしょうか。

素敵なお嬢様が継承されています。

 

社員数は39名です。

 

本社がある鹿児島工場の他、

枕崎工場があります。

 

支店は、

創業の地である鹿児島市の小川町店、

霧島市の国分店、

姶良市の姶良店があります。

 

「かつお佃煮 鰹っ子」

「そのまま食べるかつおスライス」など、

多くの製品が数々の受賞に輝いている他、

メディアで取り上げられている数も

ものすごいです。

 

<コーポレートメッセージ>

「天然素材の 

 旨みを引き出し 

 美味しさに変える」 

 

<企業理念(想い)>

“品質のいいものをお客様に食べていただきたい” 

 

原料買付から製品加工まで

一貫して行っています。

 

社長挨拶に

「皆様の食卓に喜ばれる

 かつおの美味しさをお届けし、

 これからも健康で豊かな食文化に貢献する」

とありました。

 

<モットー>

「伝統から生まれる本物の美味しさを」 

 

「かつお節は

 日本の食文化に欠かせない伝統の食材で、

 香りや旨味を感じるとほっと落ち着くもの。

 そして、その素材のもつ旨味を引き出し

 美味しさに変えることができるのは、

 かつおぶし屋だからこそ。」

とこだわりが語られていました。

 

枕崎はかつお節生産量が日本一の地です。

「世界に誇る日本の食文化を担っている」

という誇りを感じました。

 

「枕崎カツオマイスター」

という認定資格があります。

かつおの魅力の伝道者です。

 

丸俊ではスタッフ全員の

枕崎カツオマイスター取得を

目指しているそうです。

 

強みである一貫生産のための

生のかつおの目利き、

伝統である「生切り」という

仕上げ節の形を左右する

重要な工程の職人技など、

認定資格以外でも

匠の技が組み合わされて、

美味しい製品となっていることを知りました。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

「原耕(はら こう)」氏が

紹介されていました。

原氏はお医者さまでしたが、

近海漁業しかできないことや、

悪天候による海難事故で

悲しい思いをする人々を見かねて、

私財を投じて造船所を建設し、

発動機のついた大型漁船を建造しました。

更に、

南方漁業開拓においても先頭に立ち、

枕崎のかつお漁発展に

尽くした方だそうです。

松之尾公園と原公園には、

銅像が建てられ、

その功績を讃えているそうです。

美味しい鰹を食べる度に、

思い出して感謝したいと思いました。