篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

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今日は週刊メルマガを発行しました。

今回は、『はじめの一歩を踏み出そう』です。

「経営理念を中心として、事業が組み立てられていく」

とあったので、

そこを強調して学びをシェアしました^^

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メルマガ限定の記事にしています。

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今日は企業理念の悪い事例をご紹介します。

 

産経ニュースで、

リベレステという不動産会社の元社長らが

再逮捕されたという記事がありました。

 

貸金業もやっていて、

そこでの出資法違反だそうです。

 

このリベレステの企業理念は 

 

すべての人に「住みやすさ」をお届けします 

 

「首都圏を中心に、

 数多くの住まいをお届けしてきた

 リベレステの不動産事業 

『すべての人に住みやすさを実現すること』を使命とし、

 これからも歩み続けて参ります」

と続いていました。

 

さて、

この企業理念から貸金業は起こり得るでしょうか。

 

「住みやすさ」のためにお金を貸すというのは、

在り得なくもないとは思いますが、

あくまでも手段であって、

業態として独立しているものではないと思います。

 

企業理念の軸から外れた経営によって、

あらぬ事態を招いているという例だと思いました。

 

社名の由来がありました。

「社会やお客様の志向の変化に敏感でありたい」

「常にグローバルな視点で、

 環境とお客様のニーズに調和する

 大河のような企業でありたい」

という思いを込めて、

河の「River」

不動産の「Real Estate」

美を意味する「Esthetic」

を融合して命名されています。

 

全てを包括して、

美しく堂々と流れる大河です。

 

在りたい姿、在るべき姿、

何よりも企業理念から外れるということは、

全く違う会社になってしまうということなのです。

 

最初の一歩はお客様のためだったかもしれませんが、

企業理念と実体との間の距離がどんどん開いていって、

「何のために」も霧散してしまうことになったのでしょうか。

 

悲しい現実ですね・・。

 

「挨拶」の冒頭には、

「社会に求められる企業として『信頼の経営』」

とありました・・・。

 

同時に

「利益重視の経営」「収益性を確保」と本文にあり、

「住みやすさ」でも「信頼」でもなく、

利益を追っていたことが伺われました。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

リベレステは埼玉県草加市にあります。

創業は1970年です。今年で53年になります。

社員数は34名です。

1998年度のアントレプレナー大賞の

最優秀賞も受賞しています。

株式も2000年に公開しています。

亢龍です・・・・。

社員さんたちの生活が守られますように(祈)