篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日はキタムラをご紹介します。

 

5月号の『到知』に

キタムラHDの武田宣社長の

インタビュー記事がありました。

 

2016年に創業以来初の赤字となり、

雇用を守りながら会社を再建させるために、

社員さんの気持ちを中心に

様々な改革を行って

僅か1年でV字回復させたことが語られていました。

 

コミュニケーションを最も大切にし、

カメラ文化を作ってきた社員さんと

社の歴史へのリスペクトを

すべての根本に据えた、とありました。

 

余所からきた人が、

それまでいた所と比較して、

現状をバカにする在り方とは異なります。

 

人を動かすということに

長けた方と感じました。

 

キタムラHDは東京都新宿区にあり、

カメラのキタムラだけでなく、

記念日スタジオ「スタジオマリオ」の運営、

Apple製品サービスや

スマホ、インターネット販売、

中古販売、などを総括している会社です。

 

最近はフォトカルチャー事業が活発化して、

注目度も高いようです。

 

HPを見ると、

ワクワクするサービスが並んでいました。

 

「新宿 北村写真機店」

もオープンさせています。

 

このお店は、

新宿にカメラを見に行くなら

必ず寄ってもらえる場所にしようと、

武田氏の念願でつくられたお店です。

 

ここからも、

社史に対するリスペクトが伺われます。

 

創業は1934年、今年で89年になります。

高知県から始まりました。

 

二代目までは同族会社ですが、

三代目をプロ経営者に託したようです。

 

<企業理念(推定)>

「思い出」「きずな」「感動」をつくる。

 

大切な人との時間を、

大切な場所での一度きりの記憶を

「思い出」として残し、

より強い「きずな」をつくり、

「感動」を伝えることができる写真。

 

私たちは、

写真のもつ可能性を信じている。

 

そして、

時代に応じた写真の新しい楽しみ方を追求し、

提供する。

 

すべてのお客さまに

新しい写真の楽しみ方を提供し、

また写真文化を発展進化させていくことが、

私たちの使命、

と続いていました。

 

「ラボネットワーク」という子会社があります。

 

「匠×IT×提案力=ラボネットワーク」

として、

デザインアルバムなどに注力している会社です。

 

「ラボ生産」という会社は、

写真の出力にこだわった会社です。

 

カメラや写真に対する切り口は、

まだまだたくさんあることに気づきました。

 

全方向から写真を捉えていますね。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

採用の頁には、

「思い出のとなりで、人生にエールを。」

とありました。

とても素敵なスローガンです。

仕事に対する誇りを感じさせる言葉

だと思いました。

「ただ情報を記録するのではなく

記憶に刻まれる瞬間を。」

という言葉に

1枚の写真の重みを感じました。