篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日はベネッセをご紹介します。

 

ベネッセは2013年3月20日と21日の

両日に分けてご紹介していますので➂としました。

 

ベネッセは岡山県岡山市にある、

「こどもちゃれんじ」や「進研ゼミ」

などで有名な会社です。

 

フィロソフィブランドとして

ウェルビーイングを挙げている動画があり、

改めて興味を持ちました。

 

創業は1995年とされていますが、

1990年が本当の創業になり、

岡山県の福武書店として、

中学生向けの図書や生徒手帳等の発行から始まりました。

早くも33年になります。

 

「Benesse」は、

ラテン語の「bene」=「よく」と

「esse」=「生きる」を組み合わせ

「よく生きる」としての合成語であり、

この社名にしたのが1995年になります。

 

国内教育に加え、

妊娠から支えるKids & Family事業、

介護・保育事業や語学事業など

「人の営みをより豊かにすること」を目指した、

「人の一生に寄り添った事業」を展開しています。

 

<企業理念(フィロソフィ)>

「よく生きる」

 

この理念により、

「どこを向いて仕事をすればいいのか」

が明確になり、

介護施設の在り方なども他とは違っています。

 

終末をお世話するという在り方ではなく、

「その人にとってどう在ることが

『よく生きる』ことなのか」

という観点になっています。

 

全社として

「生きていくための学びの支援」

という在り方を貫いています。

 

理念冊子「BATON」を

2022年4月に発刊しています。

 

この雑誌には、

「建物のない学校をつくりたい」という

創業の想いや創業時代のエピソードに加え、

そこから出てきた新規事業などの情報の他、

社員さんの理念の受け止め方や、

これからどうしていきたいと思っているのか

なども載せているそうです。

 

こういう取組は、

どんな規模の会社でも取り入れて欲しいです!

 

そして、冊子の役割として、

立上げの時の熱量を感じてもらうことと、

「よく生きる」という抽象的なものを

自分の中で言語化していくために

考え続ける機会を提供する

という大きな柱を立てていました。

 

動画のメインとしては

「ウェルビーイングを推進していく上で、

 理念を起点とした活動がコアになる。

 多様であるだけでなく、

 一人ひとりが自分にとっての

 ウェルビーイングを深く考えていくこと、

 自分と近くにいる人の幸せを考えた時に、

 何ができるのかを考え続けていくこと」

を論じていました。

 

またこの冬(2022年)には

ベネッセ ウェルビーイング ラボ

を立ち上げて、

一過性ではなく長期的なレンジで

ウェルビーイングに取り組んでいます。

 

この仕掛けも素晴らしいです。

 

一過性にしないからこそ、

会社の軸になっていくのですから!

 

働く環境も

「一人ひとりの『人財』が

 最大限 輝くために。」

として、

さまざまな角度からの

機会や支援を提供しています。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

2013年の記事を見ると、

DMの多さに閉口し、

どんな会社なのかと思ったことが

綴られていました。

その当時と今もDMの戦略は

変わっていないのかもしれませんし、

SDGsの観点から変わったかもしれません。

ひとつ言えるのは、

「よく生きる」という企業理念が、

当時よりも重視されて、

前面に出てきているように感じました。