篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日はNSWをご紹介します。

 

「鉄加工からピクルス製造へと大転換した会社として、

報道されていました。

 

NSWは大阪府泉佐野市にある、

ピクルス・ドレッシングの

製造販売をしている会社です。

 

創業は1935年、今年で87年になります。

 

日豊製鋼所を改組した

「日本スチールワイヤロープ」として

ワイヤーロープの製造加工から始まりました。

 

泉州は、ワイヤーロープ製造が

地場産業だったそうです。

 

現在4代目の同族会社です。

 

「いずみピクルス」というブランドは

2012年に企画されたものです。

 

鉄加工からピクルスへの

大転換を決断したのは、

現社長である4代目です。

 

<企業理念(ブランド理念)>

「新しいアイディアで、みんなの笑顔をつくり、

地域社会に貢献する」 

 

「地場産業として長く存続できる企業

となるべく、

いかにして地域に貢献できるか、

という問題意識」をもって、

・地域社会やコミュニティとの積極的な交流

・規格外品や食品製造時に出た

 端材の最後までの活用

・瓶やパックなど包装資材のリサイクル 

に取り組んでいます。

 

4代目が入社した頃、

安価な海外製品の影響で経営が急激に悪化し、

「廃業か、事業転換か」の二者択一を迫られ、

「泉州の地場野菜を使って、

何かできないか」と考えました。

 

3代目の時にも植物工場を検討したこともあり、

食への転換は想定外なことでは

なかったようです。

 

「ぬか漬けとは違うアプローチで、

ぬか漬けでは届けられなかった人に、

新しい水なすの魅力を届けよう、

それがいずみピクルスの始まり」とありました。

 

「カラダ想いな常備菜」というコンセプトです。

 

食べなれた日本の漬物のよさや

和の味覚を取り入れて、

現代人の嗜好に合う

軽やかな風味に仕上げている、

とありました。

 

そして、

形がいびつで流通からはじかれてしまったり、

採れ過ぎてしまったときなどの

「規格外の野菜」を活かす手段

としてもピクルスは有効で、

「三方良し」のものづくりです。

 

<今後の目標>

ピクルスづくりを核に、

広く泉州野菜のブランド価値向上に取り組み、

地域を元気にしていくこと 

 

農家さんから

「この野菜はピクルスにどう?」

と言われるそうです。

 

泉州には個性豊かなおいしい野菜が

たくさん作られていて、

これからも新しいピクルスが

どんどん生まれるようです。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

ピクルスは2011年に

「まだ誰も見たことのない

『水なすのピクルス』を作ろう」

と決心したところがスタートだそうです。

何事も最初は想いからなのです!

一家の女性陣が

「それが会社と地元の応援につながるなら」

と開発したのだそうです。

「何度投げ出したいと思ったか」

「夢にまでピクルスが出てきましたよ」

というコメントが載っていました。

合成着色料・保存料無添加のおいしさは、

「見た目に美しく、食べておいしく、

身体にいいものを」と願う

女性たちの愛情、とありました^^

こういうストーリーも大切ですね!