篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日は房州堂をご紹介します。

 

房州堂は、「房州うちわ」を調べていて

見つけた会社です。

うちわシリーズ第4弾です!

 

もう一社「うちわの太田屋」

というところがありましたが、

企業理念が見えないので

「房州堂」にしました。

 

「うちわの太田屋」は、

千葉県南房総市にある、

現在4代目の太田美津江氏が継承しています。

 

さて、本題の「房州堂」は、

千葉県房総市にあるのでしょうか。

店舗を持たず、インターネットと

委託販売のみの会社なので、

住所が載っていませんでした。

 

<企業理念(推定)>

「房州うちわ」で今日も心を整える 

 

伝統的な手作りのうちわで

ゆるゆると涼をとると、

心も整いそうですね。

 

「房州うちわ」は、

女竹(細い篠竹)を原料に用いるのが特徴で、

その工程が21もあり、分業で行われています。

 

丸い、浴衣に合う芸術性のあるうちわで、

柄が丸く、半円で格子模様の美しい「窓」が

「房州うちわ」の最大の特徴です。

(房州堂のHPより)

 

「房州うちわ」は

「江戸うちわ」のカテゴリーに入ります。

 

「江戸うちわ」は、

浮世絵や木版摺りの技術を取り入れて、

歌舞伎役者の似顔絵や

美人画、風景画などを描いた

「絵うちわ」として広まりました。

 

絹を貼ったもの、

たまご型や楕円形のものなど、様々に発達し、

小粋な夏の風物となり、

江戸の女性の装飾品のひとつにもなったそうです。

 

2003年に経済産業大臣指定の

伝統的工芸品に認定されています。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

うちわにこんなにもたくさんの種類や

成り立ちがあることを知りませんでした。

伝統産業は企業理念を見つけるのが大変です。

携わっていること自体が

自分企業理念がないとできないことなので、

あえて明文化していないのだと思います。

日本三大うちわは、

「京うちわ」「丸亀うちわ」「房州うちわ」です。

「京うちわ」は骨に木製の柄を

別個に取り付ける「挿柄」が特徴になります。

また、「丸亀うちわ」は

平たく削った男竹(真竹)を用いた「平柄」、

「房州うちわ」は、

女竹(細い篠竹)を用いた「丸柄」という違いがあります。