篤です。
企業理念のブログにようこそお越しくださいました。
ありがとうございます。
京都のお菓子屋さんシリーズ第五弾です。
今日は亀屋吉永をご紹介します。
京都市の下本能寺前にある和菓子屋さんです。
娘が「御池煎餅」というお煎餅を買ってきてくれました。
筒状の缶に入っていて、
赤ちゃんせんべいのような軽い食感のものです。
創業は1803年、今年で215年です!老舗です!
以前ご紹介した亀屋清永(老舗、400年超)や、
亀屋良長(老舗、200年超)など、
似ている名前の老舗があって、錯綜してしまいました(@@)
筒状の缶に貼ってある赤いラベルは、
棟方志功の作です。
HPがなくて、これ以上はわかりませんでした。
・・・とここで終わってはつまらないので、
亀屋良長の企業理念をご紹介します。
京都市四条醒ヶ井にある和菓子屋さんです。
創業は1803年、今年で215年になります。
亀屋良安からの暖簾分けから始まりました。
現在八代目です。
江戸時代から引き継がれてきた道具を
今でも大切にしています。
お水の良質さから醒ヶ井に店を構えましたが、
今でもこんこんと湧いていて、
誰でも汲んでいいそうです。
<企業理念(家訓)>
「懐澄(ふところ が すむ)」
「いつ懐を見られてもいいように、
適正な利潤を上げ、またそれを還元・循環させ、
常に清らかにしておくように」との教えで、
二代目の吉村良平氏が定めました。
代表銘菓に「烏羽玉(うばたま)」があります。
つややかな漆黒のまあるい形で、
波照間島の黒砂糖を使ったこしあんに、
寒天をかけたお菓子です。
代々の店主に「あたらしもんずき」が多いのだそうです。
老舗には伝統を守るところと、
「あたらしもん」を追うところが必ず両立していますね。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
6月号の『知致』に亀谷吉長のおかみさん(まだお若い!)の
インタビュー記事がありました。
多大な借金も継承して、大変だったようです。
「あたらしもんずき」によって立て直せてよかったです!
丁度調べている時に掲載されるとは、タイムリーでした^^
知って読むのと、知らないで読むのとでは、
全く印象が違いますもの^^
今日は横山大観展を観てきました。
素晴らしかったです!
一周してからもう一度観たい作品があったのですが、
出戻りはダメなのですって(TT)
チケットの半券があれば入れてくれたらいいのになぁ(TT)