篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

京都のお菓子屋さんシリーズ第四弾です。

今日は二條若狭屋をご紹介します。

京都市二条通にある和菓子屋さんです。

 

娘が「やき栗」という、栗の甘露煮を

栗餡でくるんだ和菓子を買ってきてくれました。

お菓子の大きさは、栗の大きさに比例しています。

とはいえ、みんなごろんと大きな栗です!

 

二條若狭屋の本名は「若狭屋茂澄」でしたが、

二条通小川角にお店があったので、

二條若狭屋が通り名になり、店名になりました。

 

創業は1917年、今年で101年です。

100年企業になりました!

現在は4代目です。

 

初代の藤田芳次郎氏は、

江戸時代から続く総本家若狭屋で修行していました。

とてもアイデアマンだったそうです。

「不老泉(ふろうせん)」という葛湯の素で、

お湯を注いで食べる「懐中しるこ」から

発展しました。

不老泉に使用している中村不折氏の文字と、

徳力富吉郎氏の絵に加え、

神坂雪佳氏の掛紙も人気を博したようです。

 

二條若狭屋はユニークな御菓子が特徴ですが、

包装や広告にもアイデアがいっぱいで、

周年記念などに配った風呂敷や

「趣味の売出し」広告などによって、

人気に拍車をかけたようです。

 

「家喜芋」はつくね芋という種類を使ったお饅頭です。

「家喜芋」と書いて「やきいも」と読みます^^

 

<企業理念(推定)>

趣味の菓匠

 

四代目は

「豊かな季節の息づきと風雅を伝える」

ことを心掛けています。

 

HPの店主のご挨拶は、なんだかとても控えめで、

小さく息づいている・・という感じです。

百年企業なのに、

まだ創業数年の和菓子屋さんのような

腰の低さです・・・。

商品の紹介の後ろには、

「代表的な商品しか紹介できておらず、

ご不便をおかけいたします」とありました。

 

初代の気概は感じられませんが、

「二條若狭屋にはぞくぞくと名菓が現れる

活力があるはずなのだ」のひと言に、

まだまだ永続していく楽しみがあるお店

だと思いました。

 

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

電車が駅に着く度に、間隔調整で止まっていました。

迂回するために、普段乗らない電車を乗り継いで

うろうろしていたのですが、

電車の中で本を読んでいたら、

気づいたら反対方向…。

あらら…と思って、また乗り換えました。

本を読んでいると、ホント注意力散漫です。

慣れない電車なのだから、気をつければいいのに、

頭の中は、登場人物でいっぱいに…。

迂回しないでそのまま読書していた方が

良かったようです(悲)

まぁこんな日もありますよね〜