篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

京都のお菓子屋さんシリーズ第一弾です。

今日は鼓月をご紹介します。

京都市にある和菓子屋さんです。

 

娘が修学旅行のお土産で、

「洛風(らくふう))」という薯蕷羹(じょうよかん)

宇治抹茶入りの餡羹を合わせて

わらび餅を包んだ茶巾絞りのお菓子を

買ってきてくれました。

 

鼓月の創業は1945年、今年で73年です。

社員数440名の同族会社です。

中西菓舗として始まりました。

 

<企業理念(基本理念)>

より佳いお菓子の創造

 

<経営理念>

菓子の文化を究め心豊かな社会に貢献する

 

<経営の姿勢>

会社の発展と社員の生活向上を目指す

 

「佳い」という字を使う企業理念を初めて見ました。

正しさや好ましいという意味合いではなく、

「吉である、めでたい」という意味の字です。

こういう字が企業理念にあるということが、

とても素敵ですね!

 

「伝統技術の革新に挑戦!」として、

「どのようなお菓子がお客様に共感され、

喜んでいただけるのか」を常に心掛けていて、

「チャレンジ精神旺盛な会社でありたい」とありました。

 

落ち着いた感じの和菓子屋さんが、

「チャレンジ精神旺盛」という気概を持っているのも、

京の町では「新参者」という立場だったことから

引き継がれているようです。

 

1953年に鼓月に改名しています。

妙心寺の管長の命名で、

「打てば響く鼓に想いを寄せ、

その名あまねく中天に響き、月にも届け」

という社業発展の願いが込められています。

 

「一期一会の口福」という頁は、

「企業理念」として目次が掲載されています。

そして

「お客様に夢のあるお菓子をお届けする」が

一貫した理念だとありました。

 

品質では「この程度で・・」という妥協の気持ちを

持つことのないように一人ひとりが心掛けています。

 

和菓子屋さんだけに理念の根底は共通しているものの、

ちょっとあれこれしてしまっている印象を受けました。

「より佳いお菓子」という言葉に誇りを感じるので、

もったいないように思いました。

 

お菓子はとても美味しいです^^

 

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

「冷やし かつら川鮎」もとても美味しかったです^^

旅先から送られてきた洗濯物が到着し、

今日は4回も洗濯をするはめになりました。

コンパクトに上手にパッキングされていました。

その中にもお土産が(@@)

私の好きなものばっかり^^ 嬉しいなぁ