篤です。

 
企業理念のブログにようこそお越しくださいました。
ありがとうございます。

 

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今日は週刊メルマガを発行しました。

家族的な会社と

ジョブ・ディスクリプション型の会社を

比較してみました。

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お待ちしております♪

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5月号の『致知』に、
大幸薬品の柴田高社長と、
アース製薬の川端克宜社長の
対談記事がありました。
 
そこで川端氏が
「会社組織というのはたくさんの人が
お互いに助け合うことによって成り立っている」
 
社員一人ひとりがお互いのことを想い合える、
全員の顔が見える、
社員皆が家族のような会社にしていきたい」
 
社員数数十名の会社ではありません。
単体でも1257名、連結だと4千名を超える
大きな会社の社長の言葉です。
 
アース製薬は、1892年の創業です。
100年企業の根底には、
「人」を大切にする想いがありますね!
 
こんなに大きな会社でも、
会社としての根本的な在り方は変わることがない、
という気づきを頂き、
改めて会社の存在意義とは何かを
考えさせられました。
 
 
柴田氏は、
「「ないと困る企業」として存続していくこと」
 
「人間が生きることの本質、
幸福の根源、生きがいというのは、
他人の命を託される、
誰かから期待される、頼りにされること」
と語っていました。
 
「いないと困る社員(読みかえています)」
「誰かから期待されること」
「他よりにされること」
これもまた、社員を幸せにするという観点での
会社の存在意義だと思いました。
 
大幸薬品は1940年創業、
社員数は連結で201名です。
 
アース製薬に比べれば小粒ですが、
だからこそ、「なくては困る」という存在が
光ってくるのだと思いました。
 
 
川端氏は、
「よい会社の条件とは、
働く意義を実感できる会社であり、
意義を意識して働いてほしい」
ともおっしゃっていました。
 
働く意義は、企業理念で明文化されています。
アース製薬の企業理念(経営理念)は、
「生命と暮らしに寄り添い、
地球との共生を実現する」です。
 
自分がなんのためにこの会社にいるのか、
どういう貢献ができるのか、
自分の役割の意義は何なのか。
 
企業理念と自分企業理念を繋げていくことが、
川端社長の願うところになると思います。
 
レンガ職人の3つの回答と同じです。
単なる作業ではなく、
単なる建築ではなく、
そこに来る人の幸せを感じて仕事をすることです。
 
会社は社員を幸せにするためにある。
そういう存在であろうとすることが、
お客様に貢献することにも繋がっていくのです。
 
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
川端氏はなんと42歳で社長に就任されています。
100年企業の攻めの経営ですね!
昭和46年のお生まれですが、
31年にお生まれの柴田社長と並んでも、
堂々とした感じで遜色がありません。
それだけご苦労も多いのだと思いました。