篤です。

 
企業理念のブログにようこそお越しくださいました。
ありがとうございます。
 
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今日はGW中ですが、週刊メルマガを発行しました。
個人事業主こそ、企業理念が必要という
記事を書きました。
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4月号の『致知』に、
「松下幸之助と高橋荒太郎」という
記事がありました。
 
松下の元副社長、平田雅彦氏の
書かれたものです。
 
高橋荒太郎氏は、副社長として
実務面で幸之助翁を支え、
「松下の大番頭」と呼ばれていた方です。
 
経営方針をとても大切にしていました。
 
・経営基本方針の理解と徹底の如何が
その事業の進展を左右する
 
・一番大事なことは経営方針だ。
 それに照らして判断する限り間違いはない。
 
という言葉を残されています。
 
経営基本方針は、
企業理念と読みかえてもいいと思います。
 
高橋氏は、幸之助翁の経営方針に惚れ込み、
事業をとおしてそれを実現することに
事業化としての生命を懸けていたそうです。
 
幸之助翁は、
「利益とは、どこよりも優れた商品を
提供した時に、お客様からいただく
感謝であり、それをいただくには
経営者と従業員が一体となって
懸命な努力を続けなくてはいけない。」
とおっしゃっていたそうです。
 
そのお二人の共通の考え方として、
「天地自然の摂理を重要視した」
というものがあります。
 
自然が秩序よく循環するように、
事業もまた循環させつつ、
よき方向に発展させていかなくては
いけない、という考え方です。
 
平田氏は、この考え方に対し、
今の世の中は自分さえよければ
という考えが罷り通っていることに
警鐘を鳴らしつつも、希望を伝えていました。
 
「経営方針を紙に書いたり、
唱えたりするのは誰にでもできること。
それを実践し形にするのは
並の努力でできることではない」
とありました。
 
人類の幸福という広い視点で
それを必死に実践してきたお二方に対し、
敬服なさっていました。
 
幸之助翁はもちろんすごい方ですが、
高橋氏という大番頭さんあっての
幸之助翁だったのかもしれないですね。
 
経営者には、優れた大番頭さんが
必要ということも言えるように思いました。
 
企業理念をもって、
社員の中に番頭さんが出てきて、
集まって大番頭さんを形成するのが
今風でしょうか^^;
 
大番頭さんも、企業理念があればこそ、
それに惚れ込むことができ、
存分に力を発揮したのです。
 
始めの一歩は、
経営者の想いの結晶である、
企業理念なのだと改めて思いました。
 
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
憲法記念日ですね。
どういう意味合いの「記念日」なのかと
疑問に思ってしまう情報が溢れています。
善き国、善き記念日でありますように。
今朝から強い風が吹いています。
未だ治まる気配がありません。
せっかく芽吹いた若葉も散ってしまいます。
こんなところにも生命力が問われているのでしょうか。
一人ひとりが強くなって、
「人類の幸福」を願うようになったら、
国としても強くなるのでしょうか。
一人ひとりの「人類の幸福」の在り方が違うので、
宗教戦争のようになるのでしょうか。
人はみんなそれぞれの観点で正しい。
正しさに方向をつけ、逸脱しないように、
道徳や人間力があるのでしょうか。