篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

資料の整理をしていたら、

「被災地でも操業できる」として、2012年当時の

菊池製作所の記事を見つけました。

 

菊池製作所は、金型・試作・評価・量産までの

一括・一貫体制を確立させた

新製品開発サポートの会社です。

 

携帯電話、デジカメ、複写機が主力製品です。

他、自動車、時計、医療機器なども手掛けています。

 

本社は東京都八王子にあり、

八王子には第1工場から第3工場の他、

ものづくりメカトロ研究所もあります。

 

そして福島には、営業所の他に8つの工場があります。

第1工場から第6工場までが飯館村に、

他、二本松市と双葉郡川内村にあります。

 

操業は1970年、今年で47年になります。

社員数は428名(2015年5月時)です。

 

<企業理念(スローガン)>

ものづくりに応えるものづくり

 

「ものづくり」は、芸術作品ではなく、

お客様が抱える課題を解決し、

想像以上の成果を上げてこそ

認めてもらえる仕事、と定義しています。

 

そして、この「ものづくりに応えるものづくり」は、

「固い約束の言葉」と明言しています!

かっこいいですね!

 

建物への被害か震災後ほとんどなかったこともあり、

震災から4日で再開しています。

 

社員の健康管理のために、

除染は徹底的に行ったようです。

全ての社員に線量計も配付し、

状態を正確に把握するように徹底もしました。

 

受注のキャンセルは一件もなかったそうです。

それも、一括・一貫体制をもつが故の強みで、

他社への切り替えができないからでした。

 

新製品の投入サイクルが短くなり、

小ロット対応が可能になる菊池製作所のサービスは、

かけがえのないものになっているようです。

 

変わった社内目標があります。

短納期・高付加価値を保つために、

操業度を60~70%にしていることです。

 

機械の操業度は100%を目指すところが多いのに、

あえてゆとりを持たせることで、

急な注文や作り込みへの時間を確保しています。

 

これは素晴らしい対応だと思います。

 

よくあるのは、100%稼働まで詰め込み、

急な注文や、大量の注文は、

残業や休日出勤で補うやり方です。

 

社員を増員してしまうと、受注が減った時に大変だと、

既存社員に負荷をかけて凌ぐのです。

たまに・・・ならまだしも、常態化しているところも

あるのではないでしょうか。

 

菊池製作所では工場の建屋も原則自前、

機械もリースは限定的にして、

実質無借金経営を続けています。

 

そのため、収益性は他社なみでも、

安全性が突出しています。

 

菊池製作所独自の製品開発も進めていて、

レスキューロボットは、東京消防庁に納入されています。

介護・医療分野への製品開発も順調のようです。

 

社長の穏やかな笑顔のお写真がとても素敵です^^

「日本のものづくりに貢献するために、

さらなる成長を続けてまいります」とありました!

 

<モットー>

あくなき挑戦で未来を切り開く

 

”「あったらいいな」で終わらない。

夢を現実にすることが、私たちの喜びです”

 

”だれにも解けない課題ほど、

意気に感じる私たちがいます”

 

技術力・設備力・提案力を強みとした、

「総合ものづくり企業」です^^

 

調べていて、ファナックなみに

ワクワクしてしまいました^^

 

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

今日も寒い一日でした(><)

この冬は、割れてしまった指先がちっとも治りません。

歳のせいかしら^^?

溺れるぐらい企業理念のことばかり考えていました。

溺れても、泳ぎ切らなければ!

気合だ!気合だ!気合だ!

苦しいけど、楽しい企業理念のお仕事です^^