篤です。


企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。


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今日は週刊メルマガを発行しました。

企業理念の「幟(のぼり)」について書きました。

読んでくださる方は、右上のご質問フォームから

ご連絡くださいませ^^

ブログとは異なる内容でお届けしています。

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シュウマイシリーズです^^


『知致』に崎陽軒の社長である、野並直文氏の記事がありました。

「白雲自ずから来去す」という記事でした。


この言葉の意味は、暑い中農作業をしていても

日差しを遮る雲は現れないけれども、

これが自分の仕事だと黙々と取り組んでいると、

どこからともなく雲が現れて、日差しを遮ってくれる、

まずは自分で汗を流すことが大切だ という教えです。



崎陽軒の創業は1908年、今年で107年になります。

現在は3代目になります。


創業したのは4代目横浜駅長であった久保さんなのでしょうか。

匿名組合の支配人になったのが野並家の方です。


戦争の傷跡が残る横浜に明るさを取り戻そうと、

横浜駅ホームでシウマイ娘による販売を始めたのが1950年です。


崎陽軒のシュウマイは、シウマイです。焼売でもありません^^;


シウマイ弁当についているひょうたん型のお醤油は、

「ひょうちゃん」という名前がありました^^

横山隆一氏の絵です。



<企業理念>

○崎陽軒はナショナルブランドをめざしません。
真に優れた「ローカルブランド」をめざします。


○崎陽軒が作るものはシウマイや料理だけではありません。
常に挑戦し「名物名所」を創りつづけます。


○崎陽軒は皆さまのお腹だけを満たしません。
食をとおして「心」も満たすことをめざします。



Dr.Xではないですが、「いたしません」から記載する企業理念を

初めて見ました^^


シウマイ一本では大変なようで、

中華のお料理やお菓子を販売しています。


ひょうちゃんをブランド化したお店も作ったのですが、

こちらは閉店になってしまったようです。


元もと、シウマイとお弁当とレストランを三本の柱として

経営してきましたが、三代目になって、

自社ビルにおける売店・宴会場の業務、

シウマイ以外の点心にも発展していきました。


丁度バブルが崩壊して大変な思いもなさったようです。


現在でも、結婚式場、駐車場、会議室など、

スペースを無駄にしないための施策を打っています。


記事には、一歩でも二歩でも成長しようと、

学び続けることの大切さを説くとともに、

先人が何を目指して汗を流してきたのかに

思いを馳せることの大切さも説いていらっしゃいました。


横浜といえばシウマイ。

この言葉が後世まで残るようにがんばって欲しいです^^


最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

規模の拡大、多角化を追わず、

じっと小規模でいることも大変な胆力がいることなのだと

認識しました。

一つのものに特化するのは、

白刃の上を歩くようなものなのでしょう。
どのような施策が崎陽軒らしいのかはわかりませんが、

少なくとも結婚式場ではないな・・と思ってしまいました^^;