篤です。
企業理念のブログへようこそお越しくださいました。
ありがとうございます^^
『社長、御社の「経営理念」が会社を潰す』は、
発刊された時に本屋さんで立ち読みしたのですが、
ある方の本棚にあったので、借りてきて再度読みました^^
うまく浸透させることができない「経営理念」が
経営を混乱させますよ、
もっとこういう風に作りましょうね、
こういう浸透方法がありますよ、という内容です。
企業理念と存在意義が乖離していないかどうか、
経営者の「こだわり」が明確になっているか、
賛同できなければ、他社で働いてくれていいと
明言しているか、ということです。
私がいつもお伝えしている企業理念だと、
存在意義ありきなので、乖離・・・?と思ったのですが、
実情は沢山ありそうですね^^;
「こだわり」は価値観の部分です。
ここもいつも言っていますが、
この本ではもっと深く明確にさせています。
「ブーな行動」と「グーな行動」の例をあげて、
わかりやすいものを作成しています!
この形式は使えると思います!
一番感動したところは、
パナソニックが企業理念を制定しようとしたところ、
30名いた社員のうち28名が「合わない」としたことです。
ここで烏合するのではなく、
時間をかけて卒業してもらっていたことです。
本当に経営者の理念に賛同する人だけで、
会社をつくるという気概です。
ここまで徹底したのか・・・と感動してしまいました。
いてもらわなくては困る社員は必ず存在します。
けれども、その社員が理念に賛同しているとは限りません。
そういう場合、少しづつ仕事の内容を賛同している人に
移していくのです。
パッと辞められてしまうと打撃なので、
気づかれないように進めるのがポイントです。
小さい企業でしたら、一読してみてもいいかと思います。
好きキライで社員を選別することと、
理念に賛同するかどうかで選別することの違いも
わかると思います^^
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
とてもわかりやすく書かれているのですが、
単語が楽しすぎて、経営はもっと真摯なものじゃないのか・・と
ちょっと違和感を感じました。
働く方法は楽しくした方がいいのですが、
企業の軸になる部分でも遊び心たっぷりでした^^
浸透のさせやすさを重視しているのだと思いました。
最近堅い本ばかり読んでいたので、
楽しませて頂きました^^