篤です。
企業理念のブログへお越しくださいまして、ありがとうございます。
「でんかのヤマグチ」という町のデンキ屋さんがあります。
東京町田市の大手家電量販店がたくさんある地域で、
町のデンキ屋さんを黒字経営しています。
創業は1965年、今年で48年になります。
量販店に対抗するために「高売り」をする必要に迫られ、
いろいろな施策を実行しています。
<企業理念>
でんかのヤマグチは
当店を利用していただく
大切な大切なお客様と
お客様の為に働く
社員のためにある
存在意義を明確にしていますね!
活動方針もとてもわかりやすいです。
○お客様のわがままをすべて聞くこと
○お客様のかゆいところに手が届くこと
○お客様の楽しい買い物を楽しくお手伝いさせていただくこと
「でんかのヤマグチはトンデ行きます」をモットーに、
シマウマ模様の車に乗って走り回っています。
モットーは他に三つありますが、行動指針にも現れています。
扱う家電はパナソニックだけに絞り込んでいます。
修理は他のメーカーでも構わないそうです。
お客様を35,000世帯あったところから、
10,000世帯まで絞り込んで、
各家庭毎に担当者を割り振っています。
来店して頂ける範囲、トンデ行ける範囲に
絞り込んでいるのです。
この「トンデ行く」に一番重要な施策があります。
「裏サービス」として、お客様が生活する上での
ちょっとしたお困りごとを解決しているのです。
四国管財と似ていますね。
不在時の新聞の預かり、
一人住まいの方の模様替えのお手伝い、
どうしても買い物に行けない時の代行、
およそ「家電」とは関係のないことでも、
無料で対応しているのです。
ここまでお客様を大事にしているから、
次回購入時に選んでもらえるのです。
顧客管理もしっかりしていて、
他社から購入したものでも冷蔵庫でも、
98%のお客様の購入時期を把握しているそうです。
お客様が来店しての購入から、
従業員が訪問した際の購入の方が
比率が高くなっているそうです。
こうした取り組みはすぐに効果をあげるものではありません。
でんかのヤマグチでも約10年という日々をかけて、
着実に信頼を積み上げていった結果です。
企業理念の浸透による経営効果と同じですね^^
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
先日トイレの電気が付かなくなり、電球を替えてもダメでした。
町のデンキ屋さんに連絡したところ、
すぐに来てくださって、スイッチを交換してくれました。
なんと頼もしく見えたことでしょうか^^
ネットで何でもできるように思いがちですが、
実はネットではできないことの方が多いことを
今更ながら実感したひと時でした^^