篤です。


企業理念のブログにお越しくださいまして、ありがとうございます。



ここのところずっと、ビジネス書しか読んでいませんでした。


あえて普通の小説は封印していたのですが、


10冊ほど頂いたので一気に読んでいます^^



その中の一冊に『舟を編む』がありました。


三浦しをん氏の本です。



国語辞典の製作を縦軸に、


関わる人の気持ちを横軸にしています。



面白くて一気読みしてしまいました^^



企業理念という経営者の想いを言葉にする、


言葉になった企業理念から真意を汲み取る、


ということをしていますと、


自ずと言葉に敏感になります。



そんな毎日にヒットした作品でした。



「大渡海」という辞書を15年に渡って作るのですが、


その過程がとにかく面白いのです。



ここでいう「面白い」というのは、


楽しいという意味も多少含みますが、


笑いが出る面白いではなく、


感心する、興味深いという方の「面白い」です。



言葉のもつ深みも改めて認識すると共に、


意図を伝えること、


記憶を伝承すること、


想いの共有、のために言葉が必要であること。



社是も家訓も企業理念も、


すべて言葉です。



どのような言葉を選択するのか、


それによって、展開も浸透にも違いがでると思います。



日本語は、本当にすばらしいです!



これからももっと一つひとつの言葉を大切に


していきたいと思いました。



最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

言葉を海に例えているところも良いですよね!

それを渡る舟の役目をするのが国語辞典ということでした。

なるほどなぁと思いました。

沢山の辞典の名称がでてくるのですが、

辞典によって特色があるということを初めて知りました。

辞書を印刷する紙にも

ものすごくこだわりがあることも知りました。

知らないことばかりで、楽しかったです^^