篤です。


企業理念のブログへようこそ^^/

お越しくださいまして、ありがとうございます。



アシックスの鬼塚喜八郎氏の講演記事を読みました。


感動したので、アシックスについても調べてみました。



創業は1949年、今年で64年の企業です。


同族企業ではありません。


1977年に、オニツカ株式会社と

株式会社ジィティオとジェレンク株式会社の

三社合併でアシックスが誕生しています。



・・・といっても、

オニツカ氏が会長を努めていらっしゃったことからも、

オニツカ氏の創業理念が活きている企業だと思います。




アシックスには創業哲学があります。


「健全な身体に健全な精神があれかし」



鬼塚氏は、戦後の焦土と化した神戸で、

家を焼かれ、親を失った子供達を見て、


焼け跡に放り出された青少年達を

立派に育成する助けになる様な仕事をしたいと

決断します。



教育委員会に勤めていた方に相談したところ、


「健全なる身体には健全なる精神が宿る、

この言葉が教育者の原点だ。


心身共にバランス良く育つことが

青少年の健全な育成の根底を成す哲学だ」


と教えられます。



そして、「この哲学を活かすのには、

知・徳・体が一体となったスポーツが最もふさわしい」と。




<スポーツマンシップ>

第一の条件:

「ルールを守る」「規約を守る」こと。


生活や仕事の基礎となるルール遵守の精神を

学ぶことができる。




第二の条件:

「礼を重んじる」こと。


人間は一人では生きていけない。


お互いを敬う礼と、感謝の気持ちを持つことを

学ぶことができる。




第三の条件:

「常に前向き、積極的、

情熱を持って物事に対処する」こと。


忍耐強く努力し続けることを学ぶことができる。



第四の条件:

「チームワークを大切にする」こと。




第五の条件:

「目標に向かって努力する」こと。


スポーツははっきりとした目標を持って

日々鍛錬し、ゴールに達することの喜びを

学ぶことができる。



鬼塚氏は、このスポーツマンシップを通じて、

青少年を育成していくために、


「靴屋になれ」と言われ、

快諾して精進していくのです。



自分の得意分野を活かしているのでもなく、


好きなことを仕事にしたのでもなく、


社会を良くするにはどうしたらいいのか、

ただその一点しか見ていません。


すばらしい利他の精神ではないでしょうか。



その根底には、戦争で命を落とした方々への

思いがあります。


「平和で健康的な新しい日本が

生まれることを願っていた」のではないかと。


尊い犠牲を生かすためにも、

国を再建させることを決意されたのです。



長くなってしまいましたので、続きはまた明日^^/



最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

今日は終業式&保護者会でした。

成績表が渡されたのですが・・・・・・・・・・Σ(゚д゚;)

「自分で考えて、自分を自制し、実行する」ということは、

まだ娘には難しかったようです。

まだまだ練習中としましょうか^^;


塾で強制的に勉強することはできても、

何の制約もないところで実行するには、

まだまだ時間がかかりそうです。