篤です。


企業理念のブログへようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。


ANAの大橋氏の講演記録を読んでいましたら、

経営の礎として、三つの言葉が紹介されていましたので、

シェアしたいと思います。



一つ目、


三つの知、「明・暗・黙」


明の知とは、文章や数値、言葉です。


暗の知とは、阿吽の呼吸のような暗黙の了解です。


黙の知とは、暗の知の更に奥にある知で、

明の知を根っこで支えている知、

社員が自然な形で共有している知です。



黙の知は、企業経営において、

最も大切にしなければならない知だとありました。



二つ目、


呻吟語


人間の何が第一等の特質かというところで、

上位三つがあげられていました。


「深沈厚重」 厚みと重みを兼ね備えた人物。


「磊落豪雄」 仔細なことに拘泥しない幹の太い人物。


「聡明才弁」 頭がよくて才があり弁が立つ人物。



加えて、皆を率いるリーダーとして真に求められる

第一等の素質は、


言葉で明示できるものではなく、才弁でもなく、

目には見えなくとも人として持っている心だ、

としています。



次に必要な資質が胆力、

三番目に醒めた頭脳、

四番目に日常のスキルとあげています。




三つ目、


天の時、地の利、人の和


孫子の兵法にある「道・天・地・将・法」

を置き換えたものです。



「道」とは、指導者の高い志が

人々に共感を持って受け止められていることで、


経営者と社員の間で気持ちの一体感が

生まれている状態を表しているそうです。



「天」はチャンスのある時、好機。


「地」は周囲の環境。


「将」は、指導者。


「法」は、規律。



この5つのうち、一つでも競合他社に

劣っている点があれば、競争に勝つことは

難しいとありました。




企業理念を起こす時に、

このような礎となる言葉を元にするのも、

一つの方法ではないかと思います。


礎となる言葉、座右の銘はありますか?


かっこいい言葉である必要はありません。


無理矢理調べる必要もありません。


こういう言葉は何かの拍子に出会うものだと思います^^




最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

今年も半年が経ってしまった・・と言っているうちに、

また一月が過ぎようとしています。

ジタバタ、ジタバタ^^;