篤です。


企業理念のブログへお越しくださいまして、ありがとうございます。



100年続く企業は、一族経営が多いように思います。



これは何を示しているのでしょうか。


①後継者を幼少の頃より教育している


②企業理念が家風として染みついている


③親の苦労などを直に見ているので、

守り抜こうという気概がある


④日本の文化にまで昇格していて、

会社というより「文化継承」の志を持つ


⑤旦那様、女将さんを親のように大切にすると同時に、

奉公人さんを子どもの頃から育ててきた。


などが上げられると思います。



他方、雇われ社長さんでも、

「いい会社」になって100年企業になりそそうな

会社もあります。



この場合は、社員を大切にしている企業ですね。



ここから飛躍させると、


企業が家族的なつながりをもった時に、

強くなるのではないか、


という仮説が立てられます。



まだ仮説です^^;

証明はこれからです。


「いい会社」を調べていくことで、

見えてくるように思います。




どうして家族敵なつながりを持つと

企業は強くなるのでしょうか。


①○○さんのために頑張るという補完関係ができる。


②風通しのよい風土が築ける


③上下だけでない、横の繋がりが深まることで、

協力体制ができる


④リストラにおびえなくていい


ヒラメになる必要がない


報酬ではなく、信頼と愛情が根底にあることで、

利他の精神が生まれる


⑦助け合いの風土が生まれる


⑧信頼があるから仕事の権限委譲ができる


⑨人(社員)育てが行われる


⑩社会的な居場所ができることで

個人の「生きる力」が強くなる


安心と信頼が根底にあることにより、

仕事に集中できる


⑫何よりも、所属している企業に対し、

誇りが持てる


などが考えられます。



高度成長期の時代、社員旅行は家族同伴でした。


上司や先輩は、父や兄・姉のような存在でした。


仕事だけではなく、人生のいろいろなことが

相談できる関係にありました。


当時は土曜日はどこの企業も出勤でした。


早朝から寄る遅くまで働いていても、

「ブラック企業」なるものはありませんでした。


社員自らが、頑張っていたと思います。


家族的な環境の中、仕事を頑張ることで、

家を建てたり、車を買ったりという夢を

一つひとつ叶えていきました。



この家族的な繋がりは、

日本式経営の強みだったのではないかと思います。


それが外資系が席巻し、

成果報酬が導入されるにつれ、


「良い部分」まで失われていったのではないでしょうか。



伊那食品工業では、社員を休ませるために、

取締役陣が駐車場係まで行います。


社員の働く環境を整える方が、

経営陣の給与より優先されます。


子を思う親心です。



輸入された制度から、元の家族的経営にすることは、

雇われ社長さんの場合かなり難しいでしょう。


家族的経営の代わりに、

企業理念が有効になっている面もあると思いました。



最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

娘の熱が下がりました^^

すっかり怠けぐせがついたようです。

今度は怠けた後の「ツケを払う」ということを学ぶのかな^^?