篤です。


企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。



今日は鰹節のにんべんの企業理念です。


創業は1699年、今年でなんと314年の長寿企業です。


江戸幕府が264年ですから、50年も長生きしています!



いつもコレド日本橋にあるにんべんの横を通ります。


老舗然とした重々しい雰囲気ではなく、

入りやすく、明るく、現在にマッチした店舗になっています。


どんな企業理念なのでしょうか^^





<企業(経営)理念>


にんべんは、伝統と信用を基礎として

常に変化に挑み、無限の可能性を信じ、


顧客に満足願える仕事を通じて

社員の幸福を増進し、

会社の発展と反映を念願とする。


○顧客の立場になって仕事をする(顧客の利益)


○社員の生活向上に努力する(社員の利益)


○わが社の成長と安定に全力をつくす(わが社の利益)


この3つの利益が常に一致する経営を行うことで、

より広く社会に奉仕することを

わが社の経営の基本理念とする。



なるほど!

前述の店舗の様子は、「常に変化に挑み」

という企業理念からだったのですね^^



にんべんは、同族経営の会社です。


現在の会長が12代「高津伊兵衛」を襲名しています。


現社長は13代目にあたるのでしょう。


314年を13名で割ると、一代が約24年です。


間に大きな戦争があったことを考えても、

長寿政権と言えます。


先代が見守る中、じっくりと経営をしていく様子が

伺われます。



同族でも314年の間には、

経営者に能力の差があったと思います。


この長寿政権にすることと、

「高津伊兵衛」の襲名が存続の鍵かもしれません。



初代伊兵衛は、伊勢の生まれです。


そのため、店の屋号を「伊勢屋伊兵衛」とし、

暖簾に伊勢屋と伊兵衛の「伊」=「イ」にんべんをとり、


商売を堅実にするためのお金と合わせ、

「カネにんべん」としました。


企業理念を作って「いい会社」への第一歩を踏みだそう!

そうしたところ、江戸の町民たちは、

「伊勢屋」のかわりに誰いうとなく「にんべん」と

呼ぶようになったのだそうです^^;


社名が江戸の町民によって命名されている

というのはおもしろいですね^^



もうひとつ「ミツカネにんべん」というものが

古くから伝わっているそうです。


企業理念を作って「いい会社」への第一歩を踏みだそう!

一つ目は、鰹節を使うお客様

二つ目は、鰹節を削る人

三つ目は、鰹節の商いする人


この三つの信頼関係ができたときに

商売をさせて頂けるという考えを

大切にしているそうです。


さすがに314年も続く企業です。

日本史のようですね^^/


明日は、にんべんの使命、企業の原点を

お伝え致します。


最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

今日は学校の保護者会でした。

固い椅子にずっと座っていたら、腰が痛いです(><)

歳のせいではないですよ~^^;