篤です。
企業理念のブログへようこそお越しくださいました。
ありがとうございます^^
日生が発行している「経営情報」に載っていた、
三和研磨工業の企業理念です。
創業は1949年、今年で64年の企業です。
従業員数は110名とこじんまりしています。
名前が示す通り、研磨技術、
研磨剤・工具の製造販売会社です。
「砥石メーカー」と謙遜しています^^
<創業理念>
最優先課題は、
高度な技術を追求し、
生産価値の優れた製品を
創造しつづけることである
創業理念が明記されているのはいいですね。
「創造しつづけること」
これは企業の永遠の存続のための
おまじないの言葉です。
<経営理念>
○卓越したプライスリーダー製品を開発し、
競争を超越する
○原点を大切に原理原則を貫く
○分を守り、適性規模を確保する
○現場の声、市場の声に真摯に耳を傾け、
つねに時代に適応する
○当社を支えてくれた人たちへの感謝の心を失わず、
より深い信頼関係を築いていく
正に「経営理念」です!!
何ごとも、項目に照らし合わせることで、
経営判断ができるようになっています。
すばらしいですね!
社員数を留めているのも、
経営理念によるものなのです。
この理念、
企業理念を思想の段階から練り込んでいる
サポートがついているように感じます^^
社長メッセージには、
「新たな企業ドメインとして「表面価値創造」のもと、
広く社会に貢献する企業を目指します」とありました。
使命は、
「磨く分野に必要な製品とサービスを供給する」。
ニッチなマーケットに密着し、
独自性の高い商品で世界の顧客に貢献する。
コーポレートメッセージには、
「すべてのものに表面があり、
その表面が価値を生み出すとしたら。
創造の領域はあらゆるフィールドに広がり、
可能性は無限です。
表面が生み出す価値創造は、
三和研磨工業の永遠のテーマです。」
とあります。
石材加工用
金属加工用
薄膜材料用
ビルメンテナンス・下地処理用
スキー・スケート用
漆器・刃物用
確かに、「表面」は全てのものにありますね!
余談ですが、大学の時に、
表面粗さとか、接触角を測定していたことを
思い出しました^^;
スケート用は、2010年のバンクーバーオリンピックの
選手のブレード用砥石も開発しています。
薄膜材料では、
「京都薄膜材料研究所」を立ち上げ、
京大と連携して研究開発を進めています。
ネットで検索すると一番よく出てくるのが、
「ご洗浄さま」という墓石用清掃用のスポンジです。
墓石を傷つけずに、水だけで汚れを落とせます。
プロの世界、
高度な技術の世界、
一般用の使いやすさに特化したもの、
ニッチな分野かもしれませんが、
お客様は多層ですね!
この「磨く」という言葉を社員教育にも展開しています。
磨くものと磨くための道具、
人の成長も一人ではできないとして、
助け合って人格を高める施策をしているようです。
いいですね^^
「磨く」が深い言葉であることを知りました^^
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
この「砥石」ですが、通販の輸出で人気商品のようです。
(三和研磨工業の情報ではなく、別業界の情報です。)
表面だけでなく、内面も磨いていきたい篤でした^^