篤です。


企業理念のブログにお越しくださいましてありがとうございます。


今日もまた「ドラッカー塾」での学びをシェアしたいと思います。



アメリカではドラッカーは読まないそうです。


「サイエンス」ではないから、という理由だそうです。


仮説と検証というアプローチではない。


数値でキレイに説明できないので敬遠されているようです。


この考え方は、理性のみで、心と身体がありません。



ドラッカーは「計画と実行を別の人間に行わせることは、

食べることと消化することを別の人間の身体で

行わせるに等しい」と言っています。


仮説と検証。

大切です。


その仮説に何を組み込むのかは、

もっと大切です。


仮説に理性ばかりを入れたらどうなるのでしょうか。


機械が実行するならば、数値だけで語れるでしょう。


「人」が実行するのに、

理性ばかりで仮説が成り立つのでしょうか。



「何を何グラム食べればいい」は仮説になっても、

「何が何グラム消化されて、体内を巡ったのか」は

どのように検証するのでしょうか。


大局はつかめても要因はつかめない。


「こんな傾向にあるのではないか」

これは数値で検証とはいえない。


身体が違う、心が違う、個体差が大きい。

これが「人」です。


だから根底となる「考え方」が大切になるのです。


企業においては、これが企業理念なのです。



元々日本の企業は長期的な視野を持っていました。

どう育つのかもわからない丁稚さんを

番頭さんまで育成しました。


お客様とも「困っていること」に対応することで、

長いつきあいを大切にしてきました。


どんな大学を出ていようとも、

どんな資格をもっていようとも、

新入社員がいきなり部長職で入社とはならないです。



アメリカの考え方はアメリカで成り立ちます。


日本でそのままは成り立ちません。


いいところは取り入れて、

合わないところは取り入れない。


この取捨選択はかなり重要になります。


この選択の軸となるのも企業理念です。


やみくもに「アメリカのやり方が先進であり、正しい」と

思い込むのはもう止めにしませんか。



最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

歴史を学んだり、東洋の思想を学んだりすることで、

アメリカナイズされた思考に触れると

違和感を感じるようになりました。

今岡先生は、「江戸時代に学べ」と繰り返していました。

私の今後の課題です。


もう少し経ったら、

歴史家とっきぃさまに教えて頂こうと思っています^^

とっきぃさまは、これから湯治に行かれるそうなので、

お戻りになって他の講座が一段落したらですね^^

おねだり篤でした^^;