篤です。


企業理念のブログへようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。


ブログのタイトルを替えようと思います。

A:「「いい会社」は企業理念から」

B:「企業理念で「いい会社」をつくろう」


どちらがいいと思いますか?

もっといい案があったら、教えてください!

ぜひご意見をお願い致します^^



さて、『SOUP』という本を読みました。

とってもわかりやすい組織論の本です。


○組織というスープをどのように作るのか、


○スープに入れる材料は何か、


○どうやっておいしいスープにすればいいのかを


物語にしてあります。


経営不振で悩んでいる方は是非読んでみてください。


経営不振の解決は、遠回りなようで、

組織風土の改善が最も効果的ということが

理解できると思います。



その中で一番「そうだよね・・」と思ったのは、

「立て直したい組織にいて欲しい人を選択する」

という部分です。


本では、「バスに乗る人」と「バスから降りたい人」を

明確にする、というように書かれていました。


バスの善し悪しではなく、合うか合わないかで、

バスに乗る人なのか、降りたい人を選択します。


これは本人が決めることです。


ただ降りたい人が気持ち良く降りることができるように、

企業は全力を尽くします。


バスに乗る人=「いて欲しい人」は、能力ではありません。


方針に同意できて、悪い感情を周りに与えない人です。


この見きわめには、価値観や企業理念が活きてきます。


(本では選択した後に、企業理念を作り直しています。)


いかがでしょうか。


自社を立て直したいと思っているなら、

バスに乗る人は誰ですか?


今まで一緒にやってきたからと、

つい全員で一緒によくしていきたいと考えてしまいます。


よくしていきたいと思う人もいれば、

関わりたくない人もいるのです。


関わりたくない人の温度を上げることはできません。


各々の道を歩んだ方が、双方にとって幸せなのです。


ここの部分が頭ではわかっても、

気持ちがついていきませんでした。


バスから降りるのか、乗るならどうあるべきなのか、

この選択をしてもらうことが、双方にとって幸せ・・・。


胆力が必要な対応だと思いますが、

一番最初にしなくてはいけないことのようです。



最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

今日の話はリストラとは違います。

面従背反では組織の立て直しが難しいということです。


また、組織の20%が変われば風土は変わる

という意見もありますが、

20%の人が疲弊してしまうし、

風土がもとに戻るのも早そうです・・・。


結論として、採用時に企業理念に合う人かどうかは、

かなり重要なポイントだということですね^^

一度強固な風土ができてしまえば、

合わない人は息苦しくて、すぐバスから降りるでしょう^^;