こんにちは、リラクゼーションサロン集客コンサルタントの岡田です。

リラクゼーション指名の取り方【実践編】




会話が下手でも、お客様と上手にコミュニケーションをとることはできます。



コンサルティング先のリラクゼーションサロンのお話しです。


そこの店舗では、お客様からの指名・延長獲得率などで、常にトップだったのが、21歳の女性店長Sさんでした。


指名件数などは、他のセラピストより2倍近くも多かったので、「若くて可愛いいからおじさん達に人気なんじゃないですか?」


なんて陰口を言う、他店の店長までいたくらいお客様に支持されるセラピストでした。


実際に、Sさんの働きぶりを見ていると、人気の秘訣が、

「若くて可愛いから」

なんていういいかげんな理由では無いことが、すぐにわかりました。


例えば、イベントの告知や回数券、予約をお勧めするときに、

「お客様にとってお得な提案である」

と自信を持っていました。


良いと思わないものは、お客様にお勧めしたりしません。


売上の為だけに、高いコースを勧めるようなこともしません。


すべては、お客様に適切なものだけを勧めています。


そのため、

「きっと、喜んでもらえるはず」

と、信じているので自然に、満面の笑みでの接客になっています。


それでも、

・回数券を購入して頂けない

・お得な限定メニューを提案したが断られる


といったことは、当然あります。


その時のSさんの表情は、残念そうです。


でも、

・買ってくれなかったからくやしい

・売上が伸びないじゃないか

・買わないなら長々と説明する前に断ってくれたらいいのに


といった、自分の都合だけで残念な顔をしているのとは違うのです。


Sさんは、お客様に対して、

・良い提案をしてあげられなかった

・お得だということを上手に伝えてあげられなかった

・お客様の時間を無駄にさせてしまったかも


という理由で、

「申し訳なかったなあ」

という残念な顔になるのです。


だからお客様も、Sさんは、

「自分のために提案してくれている」

ということに気づいています。


信頼関係があるんですね。


イベントの集客力も、回数券の販売数も、人と人とのコミュニケーションという土台があってこそのものです。


ちなみにSさんは、会話上手ではありません。


回数券や、イベントのお勧めだって、上手に説明できるのは他のセラピストのほうです。


しかし、自分たちの都合だけを考えたセラピストの提案は、お客様の心を動かしません。


どれだけ流暢に話し、わかりやすい説明でも、決められた会話内容をただ伝えているだけではダメなのです。


Sさんのような、お客様を大事に思ったセラピストの提案は会話下手でも、お客様の心を動かします。

リラクゼーション指名の取り方



圧倒的な差がつきます。


”繁盛し続けるストレスフリーのサロン作り”



岡田まもる




リラクゼーションサロンのセラピスト、4店舗の店長、地区統括リーダーを経て、コンサルタントに。

集客や売上対策が苦手な経営者・店長さん、お客様との会話や指名・リピートでお困りのセラピストさんへサポートをしています。



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