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こんにちは。
みなさまの美容と栄養、健康づくりサポーターの管理栄養士の栃城梨花子です。
本日のお話は「基礎代謝が下がる時期」についてです。
7月の梅雨時の梅雨寒と日照不足でなんとなくむくんだり、ダルい、なんてことありませんか?
夏は1年のうちで基礎代謝がもっとも下がる時期です。
冬に比べて基礎代謝量が下り、1番太りやすい時期なんです。
みなさん、ご存知でしたか?
ここでみなさんにクイズです!
基礎代謝を上げるための食べ方は次のうちどれでしょうか?
1つとは限りません(笑)
①辛いカレーを食べる
②熱いラーメンを食べる
③冷やし中華を食べる
④焼魚定食を食べる
⑤麻婆豆腐丼を食べる
さて、みなさんが夏に食べるものはどれが当てはまりますか?
答えは
④焼魚定食でした。
焼魚定食には主食のご飯、焼魚、みそ汁、おひたしなどの副菜までついてますよね?
この中で温かい料理は?
ご飯
焼魚
みそ汁
です。
焼魚は、鮭など以外は小骨があり、急いで食べにくい料理になります。
小骨を避けるのに必然的に、よく噛んでゆっくり食事を摂ることになりますよね?
噛む事は、食事の時に体の熱を誘発します。
さらにたんぱく質が一番多く含まれていますね。
栄養素により、エネルギー消費は異なります。
糖質のみの場合は約6%
脂質のみは約4%
たんぱく質のみ摂取の場合は、約30%
通常の食事は混合なので約10%程度と言われています。
専門的な話をすると
食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されます。
食事をした後は、安静にしていても代謝量が増えます。
この代謝の増加を
食事誘発性熱産生というのです。
肌寒い日が続き、なんとなくダルいから簡単に食事を済ませていませんか?
基礎代謝が下がる時期に麺類など早く食べられる食べ物ばかりを摂ると血糖値が上がりやすくなるだけでなく、太りやすくなります。
主食に偏るような食事は、早食いしやすくなり、胃腸にも負担がかかり、消化に時間がかかることになります。
トレーニングで筋肉を増やすと食事誘発性熱産生は高くなるとされています。
よく噛んで食べることも、食べるための筋肉を鍛えることになります!
つまり、太りにくくなるって訳で
良いことづくめなんです!
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