こんにちは! 和歌山市で訪問鍼灸マッサージを行っているSENJU鍼灸院です
大寒を迎え、一年のうちでも最も寒い時期ですね。
有り難いことに和歌山市内は雪が積もったりしないので、移動はスムーズですが、時折強い季節風には注意です。
日本全国で新型コロナウイルス・オミクロン株が猛威を振るっており、益々感染症対策の強化が言われています。マスクに手指の消毒は当たり前の世の中ですよね。そのおかげでインフルエンザの流行もあまり聞きませんね。
しかし、冬に流行する感染症で気を付けたいのがノロウイルスによる感染性胃腸炎です。
一般的にいわれているのは、ノロウイルスはアルコール消毒では、ウイルスが死滅しないそうです。コロナウイルス対策でアルコール消毒する機会が増え、手指の消毒に油断してしまいがちです。さて、どう対処したものか・・・
◎最も基本的な予防方法は手洗いです
- 人から人への感染となるのは手指です。排泄時に手が汚れやすく、それが感染源となって伝播します。手洗いを日常的に習慣づけることが、感染予防の基本です。
- カキなどの二枚貝を調理するときは、中心部まで十分に加熱してください。なお、生食の場合は、必ず、生食用のものを消費期限内に食べるようにしてください。
◎感染経路は?
基本的には経口感染で、主に次の場合が考えられます。
- 感染した人の便や吐物に触れた手や指を介してノロウイルスが口に入る場合
- 乾燥した便や吐物から空中に浮遊したノロウイルス粒子を吸い込んだ場合
- 感染した人が不十分な手洗いで調理して食品を汚染した場合
- ノロウイルスを内臓に取り込むことがあるカキやシジミなどの二枚貝を、生または不十分な加熱調理で食べた場合
◎感染拡大を防ぐには?
- 下痢や嘔吐の症状がある場合は、自身の体力の回復に努めるとともに、他の人にうつさないようこころがけましょう。
- 嘔吐した場合は、口の中をよくすすぎ、また、使用した洗面器や流しなどは直ちに洗浄、消毒してください。
- 症状が回復しても数日はノロウイルスを排出します。手洗いの徹底等の感染防止に注意してください。
- 床、手すり等の消毒には、塩素系消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)を使用しましょう。
- 感染した人の便、吐物には多量のノロウイルスが含まれていますので、取扱については十分に注意して処理してください。
- マスクや手袋の着用(素手で触れない)をしてペーパータオル等で拭き取る。
- 拭き取ったペーパータオル等は、ビニール袋に入れ、消毒・密封して廃棄。
- 便や吐物を処理した後の床などの消毒 ・作業後は手を洗い、うがいをする。
![病院](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/092.gif)
まずは感染しない事! 水が冷たくてしっかりと手洗いし辛いですが、帰宅時・食事前・調理前にはしっかり手洗いしてくださいね。