※ネタバレ注意!!
デッド・トゥー・ミーを観終わった
ついに終わってしまった〜!
女性二人のやりとりがとてつもなく面白いデッド・トゥー・ミー。
スティーブ殺害の件が随所でバレそうになるも毎シーズンどうにか誤魔化してきて、さあ、ファイナルシーズンどうなるか!?と思っていたら、そうきたか〜というエンドでした。
とりとめなく感想を綴っていきます。話題飛びまくりです。
第一話は大爆笑でした。
ひき逃げ事故後の処置室のシーンで、私のスマホを遠くに置いたの誰よ?!手が届かないじゃないの!と喚くジェーン。←私のツボでした。
ファイナルシーズンまでしばらく期間が空いていたのですが、ここのシーンだけで「デッド・トゥー・ミーといえば、これこれ〜このギャグ〜♪」とアイゾンビロスからすぐ入り込むことができました。(アイゾンビ感想はまた後日)
ジェーンは勝手にジュディのベッドに座っていて(笑)意図せずジュディと間違われ、医師から診察結果(がん疑い)を聞くことになったり、ジュディはジュディで院内で薬をくすねていたり、と相変わらず自由な二人が描かれていました。ファーストシーズンで躊躇いなく他人のスポーツカー破壊するジェーンが懐かしいです。
ファーストシーズンではジュディがジェーンを思いやるシーンが多かったのですが、今シーズンでは、末期がんのジュディをひたすら思いやるジェーンが優しくて、女友達の友情ってイイな……と思わされました。
また、このドラマは突拍子もないシーンがわざとらしくないというか、流れるように話が進んでいくので登場人物たちが自然体に見えるというのが本当にすごいと思います。彼女たちはフィクションじゃなくて、現実世界のアメリカのどこかに実在してそうって感じがします。
デッド・トゥー・ミーは、ダークコメディなので、シリアスな場面でも絶妙な間だったり、言い回しが面白かったり、数秒だけ面白いシーンを挟んだり、見ていてテンポが良くて飽きないです。明るい気分になりたいならぜひ見てほしい!
各シーンの感想
印象に残ってるファイナルシーズンのひとコマは……
鳥の凶器を持ったベンが緊迫した面持ちでジュディに近づいてきて、いよいよ兄殺害について真実を問い詰めるシーンが始まるか……と言う場面で
ベン「……。ジュディ」
ジュディ「ど、どうしたの……?(息を呑む)」
ベン「ねえ、これ君が作ったの?この鳥超いかしてるぅ〜」
と一気に空気が変わるシーン(笑)
ここ好き過ぎて何度もリピートしました。
最終回のジュディの言葉も印象的でした。
ジュディ「デジャヴは、この出来事は脳が覚えていてほしいと思っていること」
ここはなんだかジ~ンときちゃいました
ファイナルシーズン初回でジェーンが見たデジャヴの伏線はキレイに回収されて、やはりジュディはいなくなってしまうんですが、バカンス帰りの車にジュディが乗っていてジェーンと会話するシーンがあるんですよね。
一瞬「え?!生きてたの?!」となりましたが、『ジェーンにはジュディが見えるような気がする、すぐ近くにいるような気がする』という憎い演出でした。泣かされましたよ
こういう演出大好きです。海外ドラマによくあって、切ないシーンでよく見ますね。ブラックリストでも見たな〜。レッドとリズ母の海辺の家の回です。あれも良かった〜。あっちは過去に思いを馳せる回でしたが、今そこにいない人との会話シーン、グっときます。
最終盤のシーンでは、シーズン中にジュディが折っていた折り鶴が出てきて……もう泣けました( ;∀;)
ここに使われたのかぁ!
千羽鶴をダンス発表会の装飾として沢山吊して飾るとは思いませんでした、素敵でしたね〜。
鳥といえば、この作品は鳥をモチーフ・シンボルとして多用していました。鳥に話しかけたり、木彫りの鳥が凶器になったり、折り鶴を折ったり。
ファーストシーズンでは、テッドの追憶パーティーでジュディが可愛らしく飾り付けしていて癖強テッドママから褒められてましたよね。
ラストシーンについて
このドラマは、ことあるごとにヘンリーたち子どものダンスを挟んできましたが(このシーンにおけるゲイの同僚とのやりとり超好き)、発表会に折り鶴(ジュディ)を含むジェーンの大事な人たちが皆集まることで、きれいにストーリーが収まったなあと感じました。ジュディは居ないけれど大団円
家に置いていったジュディ作の虹色の折り鶴の絵画もとても素敵でした。温かみがあってたくさんの幸福が訪れそう。私も欲しいです。
ラストは、ジェーンが意を決してベンに自分の罪を告白し始めるか?!というところで幕が閉じてENDとなりました。その先は視聴者の想像に任せるパターンですね。
モヤモヤするので思いついたパターンを脳内補完しておきます。
■パターン1
突然の告白に動揺を隠せないベン。子どもたちが心配して寄ってきたところで、詳細を告白。
ジェーンは家族を残し、刑務所へ……。
うーん、無さそう。
■パターン2
ジェーンの告白を受けても「一体なんのこと?」とすっとぼけてみせるベン。ジェーンは信じてもらおうと興奮気味に自分が殺したことを話すも、ベンは笑みを絶やさずジェーンを軽くいなす。そして、自身のひき逃げ事件について告訴しなかったことや自分を受け入れてくれたことなどが嬉しかったということ、スティーブのことは不幸な事故だったんだ、君は悪くない、とジェーンに言い聞かせる。ジェーンが不満そうな表情をしているのも気にせず、ベンは、冗談はそのくらいにして、ピザでもどう?と提案する。
→ジェーンの告白を取り合わないパターン。ジェーンはモヤモヤが残るかな?
■パターン3
「全部、知ってたよ」と困ったように微笑むベン。目を丸くするジェーンに対し、もう心の整理がついたかといえば、半分嘘になるけどね、と俯くベン。ベンがいうことには、ジュディがバカンスに発つ前に、自分がスティーブを殺害した、と話しに来たらしい。「ジュディは君は関係ないって言ってたんだけどね」と不思議そうな顔をするベンに対し、頭を抱えるジェーン。
なんやかんや説明して、「全部許すよ、君がそうしてくれたようにね」とベンは慈愛のまなざしをジェーンに向けた……。
→個人的にこのルートであってほしいと願う(爆)精神がやや不安定なベンはジュディに真実(嘘)を聞かされた時点で動揺してまたアルコールに溺れそうな気もするけど……(^_^;)理想なので、、!今後の二人の関係も、許す許される関係のハッピーエンドであってほしいなあ、と。
おしまい、、感想が長くなり過ぎた(笑)
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