TPPから降りるとトランプが言っている。トランプは、アメリカはどこへ向かうのだろうか? 

トランプはアメリカの産業を復活させらるだろうか? それには円高にしたり、関税を高くして日本の自動車を売れないようにするだろう。それならそれでも良いと思う。確かに日本の自動車産業には痛い、しかしこれからの4年間は日本の輸入産業が潤いを見せるだろう。円安にして物価が上がり、更には消費税アップにより国内消費が落ち込んだ。今も横這い状態なら円安にしてもらった方が日本の景気には良い気がする。

アメリカの自動車産業が衰退して行ったのは日本の自動車産業などだけの問題ではない。そもそもアメリカの自動車産業が輸出に弱かったからだ。アメリカには豊富な資源があるので燃費を気にしない。しかし資源がない国にとってアメリカの燃費の悪い車に魅力はない。日本の自動車が世界に売れるのは当たり前だ。


トランプ政権になり、アメリカに自動車が売れなくなった場合、他の国にTPPを利用して売れば良い。アメリカの自動車は燃費を日本レベルにしない限り世界に通用しないし、任期の間にアメリカの国内消費だけで、アメリカの自動車産業が潤うのはかなり厳しい。

ロシアの経済制裁を解除してアメリカに何かメリットがあるのだろうか?プーチンも経済制裁を受けて瀬戸際に立たされていた。もう何年後かにはプーチン失墜に追い込めたのに、トランプ大統領誕生で息を吹き返した。日本にすり寄って来たプーチンも本当に分かり易い奴だ。もしアメリカがロシアへの経済制裁を解除したならロシアにはメリットはある。だけどアメリカのメリットって何だろうか? たぶんアメリカへのメリットは何にもない筈だ。プーチンの政権復活を許しておいて、強いアメリカをどう表現するのか?トランプ政権の混迷がちょっとだけ見えて来た気がする。

商売と政治って似てるようで全く別だ。綱引きをして引っ張り勝ったと思ったら、後ろからその綱を引っ張られる。政治ってトランプが考えているより複雑だ。

北方領土返還は難しいし、返還されても日本が困るのは目に見えている。政府も本気のフリで返還を求めているが、本心は北方領土は要らないと思っている。どの位の日本人があの土地に移り住みたいと思うだろうか? たぶんいないと思う。ロシアに北方領土返還を訴え、その為に余計な支援をして税金を使うのはやめて欲しい。返還して欲しいと言うフリだけで良い。

保育園を充実させ、宝である子供達に税金を回せ。プーチンに回しても何の意味もない。北方領土なんて子供たちの未来に比べれば大したものじゃない。北方領土なんて要らないと僕は思っている。
最近テレビでは『ヌーハラ』について取り上げている。そんなに気にする必要あるかな?と思う。ヌードルハラスメント…ヌードル、蕎麦などをすする音に不快に感じる人がいるそうだ。

欧米のお店ですする音を出したならヌーハラだと言われても仕方ないが、国内なら何の問題でもないでしょうと言いたい。そもそも食文化の違いで、日本はすすって当然の食文化なのだ。

日本の味噌汁は小さなお椀に入っている。それに対して諸外国のスープは平らなお皿に入っている。味噌汁の表面積とスープの表面積は倍ほど違うので、味噌汁は冷めにくいし、スープは冷め易い。更にはそれを直接に食器に口を付ける味噌汁に対して、スープはスプーンで一口ずつ口に運ぶ。スープは冷め易い食器に加え、熱を奪う金属のスプーンで口に運ぶ。熱くない為にスープはすする必要がない。一方味噌汁は熱いままで口に運ぶので、すする必要が絶対にある。すする事で火傷しないように冷まして口に運んでいるのだ。唇の先は熱さに弱いが、唇の内側はやや熱さに強い。

しかしそれでも熱いのですすって飲む必要がある。温かい物は出来るだけ熱く頂くのが日本の食文化だ。

蕎麦などの麺類の場合、つゆがサラッとしてるのですすらないとつゆが流れ落ちるので美味しくない。パスタなどは味がしっかり麺に絡んでいるのですする必要がない。その違いもすするすすらないの食文化を分けたと言える。

食文化の音の楽しみ方も欧米と日本では違う。ポリポリ、サクサク、チュルチュル、ズルズル、と美味しい音が日本には沢山ある。それを幸せの音として日本人はとらえている。商品名にポッキーと付け、音に拘った誰もが好きなお菓子だってある。幸せの食べる音に鈍感なのは欧米人の方だと僕は思う。


映画のDVDをヤフオクで落札した。1円スタートで311円で落札出来た。『ガスパール  君と過ごした季節』と言うタイトルだが、最初のタイトルは『海辺のレストラン ガスパール&ロバンソン』だった。僕としては『海辺のレストラン ガスパール&ロバンソン』の方が邦題としては好きだ。

『ガスパール 君と過ごした季節』としてしまうと、“過ごした” 過去形になり結末を予想させてしまう。映画のタイトルとしては、作品を見て感じた人の視点から付けるのは違うんじゃないかと僕は思う。あくまで、作品をこれから見る人の事を考えて付けるべきかなと思う。


まあタイトルはさておき、この作品は僕の心を穏やかにしてくれる映画の1つだ。優しさたっぷり溢れる映画で、これまでも何度もレンタルしたりして見ていた。また見たいなと思ったので、購入する事にした。テレビで毎年のように放送される映画なら待つが、この手の作品はまあ放送されない。ちょっと前にもヤフオクでジャック・ニコルソン主演の『ザ・ボーダー』と言う映画のDVDを落札した。ジャック・ニコルソン出演の映画で一番好きな映画だけど、テレビで放送されて見た記憶が無い。次期大統領がトランプになったので、この作品なんか放送したら良いのになと思う。メキシコとアメリカの国境が舞台になってる作品で、不法移民やドラッグなどの問題から、幸せとは何なのか?を描いている。音楽も良く、ライ・クーダーが担当している。ライ・クーダーは、カンヌ映画祭グランプリを受賞した『パリ,テキサス』も担当している。『パリ,テキサス』『ザ・ボーダー』どちらも僕の中では10本の指に入る位好きな作品だ。そのうちの2本にライ・クーダーが音楽を担当していると言うのも不思議なものだ。サントラを初めて購入したのも『ザ・ボーダー』だった。国境の無い国に生まれた僕と、国境の有る国に生まれた人が見ると、映画もまた違って見えるのだろうか?

国を追われ難民となったシリアの方々が見るとまた違う映画になるんだろう。だけど人は幸せを求めて生きるのだから、誰が見てもテーマは同じになるのだろう。

奪い合いの世の中で『海辺のレストラン ガスパール&ロバンソン』のような、分け与える映画が沢山生まれるといいなと思う。そこから分け与えられる世の中になれば更にいいのになと僕は思う。願う…