最近テレビでは『ヌーハラ』について取り上げている。そんなに気にする必要あるかな?と思う。ヌードルハラスメント…ヌードル、蕎麦などをすする音に不快に感じる人がいるそうだ。

欧米のお店ですする音を出したならヌーハラだと言われても仕方ないが、国内なら何の問題でもないでしょうと言いたい。そもそも食文化の違いで、日本はすすって当然の食文化なのだ。

日本の味噌汁は小さなお椀に入っている。それに対して諸外国のスープは平らなお皿に入っている。味噌汁の表面積とスープの表面積は倍ほど違うので、味噌汁は冷めにくいし、スープは冷め易い。更にはそれを直接に食器に口を付ける味噌汁に対して、スープはスプーンで一口ずつ口に運ぶ。スープは冷め易い食器に加え、熱を奪う金属のスプーンで口に運ぶ。熱くない為にスープはすする必要がない。一方味噌汁は熱いままで口に運ぶので、すする必要が絶対にある。すする事で火傷しないように冷まして口に運んでいるのだ。唇の先は熱さに弱いが、唇の内側はやや熱さに強い。

しかしそれでも熱いのですすって飲む必要がある。温かい物は出来るだけ熱く頂くのが日本の食文化だ。

蕎麦などの麺類の場合、つゆがサラッとしてるのですすらないとつゆが流れ落ちるので美味しくない。パスタなどは味がしっかり麺に絡んでいるのですする必要がない。その違いもすするすすらないの食文化を分けたと言える。

食文化の音の楽しみ方も欧米と日本では違う。ポリポリ、サクサク、チュルチュル、ズルズル、と美味しい音が日本には沢山ある。それを幸せの音として日本人はとらえている。商品名にポッキーと付け、音に拘った誰もが好きなお菓子だってある。幸せの食べる音に鈍感なのは欧米人の方だと僕は思う。