アナタを笑顔にするセラピスト！
整体サロン睡蓮の上田です
高齢者や妊婦さんが避難所で生活をする時、
床に座ると立ち上がるのが大変やから、
椅子に座り続ける事が多くなると思うし、
避難所は気を使うから・・・
と、車中泊を選ぶ方もいてると思う。
ただ、座ってる時間が多くなればなる程、
気を付けて欲しいのが、
エコノミークラス症候群！
そもそも、筋肉量や活動量が減ってる高齢者、
むくみが起こりやすい妊婦さんは、
下半身の循環が低下してしまってるからね。
そこに、トイレ問題で水分を摂るのを控えたり、
冷えて更に循環が悪くなったり・・・
悪条件がどんどん重なっていく。
そうすると、血液がドロドロになって、
血管が詰まりやすくなる。
エコノミークラス症候群が怖いのは、
下半身で出来てしまった小さな血栓が、
心臓や肺、脳内など他の部分で詰まる事。
場所によっては突然！なんて事にもなる。
自覚症状が出た時には、すでに大変な状態よ。
だから、とにかく予防が大事！
床に座って足を投げ出す姿勢よりも、
椅子に座り続けている姿勢の方が問題あり。
床に座って足を投げ出すスペースがあるなら、
踵や足首の辺りにクッションを置いたりして、
少しでもいいから足を上げる。
本当は、横になった姿勢で足を上げる事が
出来ればいいんやけど・・・
そこは、その場の環境にもよるからね。
一概には言えないけど
そして、椅子に座った姿勢。
これね・・・
何がアカンか？って言えばね。
座る姿勢は、下半身の一番大きな関所！
股関節にある鼠径部リンパ節を止める。
そして、その次にある膝裏のリンパ節も
曲げる事によってせき止める。
下半身の重要なポンプ機能！
ふくらはぎを一切動かさない事で
下にあるモノを押し返す力が働かない。
重力に負けてしまう訳だね。
それに打ち勝つには、
しっかりとふくらはぎのポンプを動かす！
必要があるんやけどね。
手っ取り早いのは揉む事やけど・・・
高齢者の方や妊婦さんが、
椅子に座った状態で前屈みになって、
ふくらはぎを揉むのは難しいやん。
側にマッサージをしてくれる人がおれば、
それはそれで良い事やけど
なかなか、こまめに行うのは難しい。
と言う事で、椅子に座った状態で
簡単に１人で出来る運動をお伝えします。
それは、踵上げ！
椅子に座って、爪先は床につけたまま、
踵をしっかりと上げる⇒下ろす。
これを繰り返すだけ
回数をこなすんじゃなくて、
１回、１回をゆっくり丁寧にやれば、
しっかりふくらはぎが動きますよ。
とにかく、避難して助かった命ですから、
エコノミークラス症候群になんてならないように！
ほんの少しでも、出来る事をやってみて下さいね。
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