前回のあらすじ
貧乏神風お金の扱い方!!
お金は不安を解消するものではなく、たくさん笑う時のためにお金を貯めるんだよ…って教えてくれました。
まったく、心が洗われていくから不思議。
今回のお話は、、、
そんな結構いいヤツだった、貧乏神ですが、
実は人を不幸にしたいと持っているわけではないようなんです…。
ええー どういうことなの?
「私だってね、人を不幸にしたいわけじゃないんです…、
前にも話しましたが、みんなに人生を楽しく生きてもらいたい…
そう、思っているんですよ~」
「どうしたの、酔っぱらったオジサンみたいに愚痴っちゃってさ……って、
え“~!!
ちょっと今なんて言った?
貧乏神が人のしあわせを願っているって…
え“~!!そんなこと絶対ないでしょ!
貧乏神がそんな風に思っちゃダメでしょ…
だって、貧乏神じゃん~
もしかして、イメージアップ!?」
(うかつにいいやつだと思ってしまった私…、やっぱりバカだ…)
「私はね、人生を楽しんで生きたい、そういう風に思っている人が、
貧乏神である私の力を借りて、人生を楽しく創造してもらえるように、
私がいるんです!」
「私、貧乏神に人生語られてもねぇ…
んっ!? でも、待てよ…
確かに私、自分で何かを決めるのは苦手だし、自分で人生を創っていくなんて…、
難し過ぎてよくわからない…、
私みたいな性格や性分を直すために貧乏神がいるってこと?
もしかして、
ねぇ、私、性格美人になれるの?
ねぇ、私、自分の人生を楽しく生きることができるの?」
「はい、で・き・ま・す・よ~
あなたは私が見込んだ人なのよ~、
そんな不幸染みた性格はこの際、捨てちゃいなさいな~
それにね、私一応神なんで、神さまとの連携はとることもできます。
あなたが成長できるように他の神につなげることもできます、はい」
「もうちょっと詳しく、聞かせて」
「では、聞いてください。
これからの話はちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、聞いてくださいね。
あなたは何かにつけて、正解を求めるくせがありますよね?
私の上にいる偉~い神さまは、人生の流れの中で、あなたが成長できるように
必ず、選択肢をいくつか用意します。
なるべくなら、あなたが成長する方法、あなたの学んでほしいことを、選んでもらえるように計らいます。
まぁ、その人自身の気持ちの余裕やタイミングがありますけどね…。
それは、完全に自由意思に委ねられます。
運も同じように流れがあって、それに乗っかったり、余裕があったりすると、
嬉しいギフトを拾ったりすることができるんです。
これは幸運というものではなく、あくまで、人の成長と関連しています」
「なるほど…よく聞く、『神様の言う通り』という表現もあながち間違えではないのね」
「ということは、人生に正解とかないのね…
私が今生きている人生の中でたくさん成長できるように…
って、神さまは思っているのね…」
「物事には色々な側面があって、見方によって正解はいかようにも崩されてしまします。
正解を探すよりも、
そこに何が学べるのかな?
どんなことが人生のために大切なのか?
なんてことが大事で、
あなたがたくさんの成長できるように出来事が起こったりします。
だから、学ばせるためには、ダメージが大きいことも残念ながらあります。
そんな時、大神様は「ごめんね、お願いだから学んで!!」って謝っています。
「私自身が描くあこがれる人になるためや、素敵な私になるためには
ダメージはあったりするけど、きちんと学んで、
人生の軌道修正もあったりするのは仕方ないのね…」
「『人生をコントロールするのではなく、成長のために人生の時間を使って~』
と大神様が言ってました~」
「なるほど~、確かに前の私は、人に迷惑かけている感じでしたし、
今の私は他の人に誤解されないよう、どうしたらわかってもらえるか、
考えるようになってきているし、
やっと大人らしく、なりたい自分の性格になってきていると、
最近よく思うことがあるわ」
「ということは、私はあなたがいてくれたから、
今まで自分のことが嫌いだった私も最近、自分がちょっと好きになっているのは、あなたのおかげなのね…」
人生が楽しくなってる感じもするわっ!!
あなた、人を不幸にしてないじゃない!
あなた、私の役に立ててるじゃないの!!」
「あざっ~す。」
「わたし、みんなの人生を楽しくさせたいので~す」
「でねっ、ぐふふ… あのぅ~、ちょっといいですかぁ~
私、あなたにお願いがあるんです…
話だけでも聞いてもらえません?」
「まさか、貧乏神にも願いがあるの?
叶えたいことなんかあるの?
それって、私にできること…?
ちょっと大人になって、性格よくなったから聞いてあげてもいいよ!!」
「それはですね…」
というわけで、
次回、
貧乏神の願いとはいったい!?