朝の気分がパッとしない人は多いです。
当時、私も朝になると胃の具合を確認したり、だるさや疲れの具合を布団の中で確認したりしてました。当然のように、「それはある」が心の何処かで前提となっているので、その不快感は見つかるのです。そしてやっと起きるときには、もう予期不安バンバン、胃はどんより...暗黒の一日の始まりです。あなたはいかがですか?
★結論
そんな人は布団の中で長居しない工夫をしてください。なんとしても、とりあえず動くことです。
ジッとしたまま、悩むより、どうせなら動きながら悩んだほうがいいです。
★理由
なぜならば、そこで考えることは妄想だらけだからです。ただ、いくら妄想と言えども、身体や感情は事実かのような反応をしてしまいます。
事実から、身体が反応しているのではなくて、そのたくましい妄想から生まれているのです。
朝という自律神経の移り変わりの時間に、朝からお目々ぱっちり、体調万全なんて「大人」はまずいないです。人間は万全ではありません。(大人は)特に朝は。
なので、多少の不調感は誰でもあるんですよ。
その不調感を妄想へと繋げないようにしましょう。
そして覚えておいてほしいんです。
朝おきがけに布団の中で妄想にふけってしまうこと、そして体調への確認作業が、今日の一日の状態を決めかねないことを。そして発作症状の種は、朝にまかれるのです。
★どうするのか
えっ?こんなことぐらいじゃ...を試してください。
できることなんて、小さな事ですし、いかにも!なんてものが早々に見つかるわけではありません。
ともかくしばらく頭をひねって、できるだけ布団の中にいる時間を短くし、動き出す手立てを出してください。
この冬の時期は部屋が暖まっていなければ、なかなか寒さで起きるのも辛いかもしれません。できたら起きたときには部屋の温度が快適な状態にしておくとか。
枕元に電気ポットを置いておき、起きがけにお湯を二口ほど。胃に暖かい水分を補給すると、目も覚めやすいです。
目覚まし時計をもう一つ用意しておき、歩いて、そして立ち上がらないと止められない位置に置いておくとか。
いっけんして、くだらない、そんなことで?ぐらいのことでいいんです。たいそうな案を出そうとしないことです。それより数を出す方がいいです。
★再度結論
自分の身体の具合を、寝たまま考えないようにしましょう。
考えるなら、まず起きて、朝の支度で「動きながら」考えるんです。ともかくジッとしたまま考えないにしましょう。
考えに集中しないためにも、頭だけでなく、身体を動かすことを加えていきましょう。
朝の布団の中の妄想が、最小限に防げると、一日の流れが少しずつ変化していきますよ。
発作症状、予期不安の種は朝にまかれるのです。
気持ちよく起きようとすることはありません。
気持ち悪い不快感が身体中を襲っていても、ともかく起き出す、動き出すにはどうしたらいいか。
そこを起点にして自分なりの朝の時間をあみ出してみてくださいね。
今のあなたなら、それができます!
レッツトライ!
以上、「パニック障害になると朝が辛くなる」でした。
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