バナナの皮で滑るような罠にハマるな | パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法(運営終了・告知・記事倉庫のみ)

パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法(運営終了・告知・記事倉庫のみ)

10年以上、パニック障害と嘔吐恐怖で苦しんだ私が、薬無しで自力克服したお話。あきらめないで!ちゃんと治そう!! 

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いよいよあなたの努力が形にあらわれ、ある状況下での不快感が良くなってくると「あと少し...」の不快感を取り去ろうという努力、格闘をしてしまう人がいます。


あなたはまたもや罠にはまっています。


戦ってはいけないという原則を忘れているのです。


回復を実感してきた人に多い罠です。


この「あと少し」がラクになったら、もっと行けるのに、できるのに...という思いが、またもや不快感をそのままにしておくという原則を忘れ、どうにかしようと躍起になっていくのです。


またもや、とらわれの悪循環にはまっていくことに繋がるのです。


あくまで「受け入れ、やり過ごし、時間が経過するのに任せる」ことが原則です。

どんなに小さな不快感であろうと、どうにかしようとすると、やがて大きく不快感が広がっていくことになります。


気を付けてくださいね。


●あなたの不快感は?


さて、この「あと少し」の不快感は、自分にとってどのぐらいの脅威でしょうか。

数字で表してみましょう。


一番辛い...が「10」

全く不快感がない...が「0」


こうして10から0まで数字をふるとしたら、今のあなたの現状は?(細かく考えないでください。直感でこのぐらい...でいいです)


もし、「2」ぐらいかなぁ...なんてものがあったら、そのわずかに残った「2」の不快感は、これ以上、ラクにしようとせずに、今度は少し負荷の高い行動練習に入る良いタイミングであると受け取ってください。

そして、この残っている「2」の不快感は、少し負荷の高い行動練習で取っていくのです。


「2ぐらい」まで減ったならば、もうその状況下での練習はおしまいです。

さらに少し負荷をあげる工夫をしてみてください。


こうして「2ぐらい」を残して、さらに進むと、気付けば「2」だった不快感が気にならないレベルにまで下がってきます。



「不快感」という重箱の隅を突っつくようなマネはしないこと。


ほどほどになったら、さらなる負荷をかけた練習に取り組み始めること。


今日はこの二点をお話しました。


私のカウンセリングでは、あなたにあった行動練習の洗い出しをします。一人ではいったい何からやったらいいのか、どのようにやったらいいのかわからない人も多いでしょう。あなたはどうですか?  


無計画に行き当たりばったりだったり、慣れてくれば治るだろうというのは大きな誤解であり、大きな遠回りとなります。


ブログには私の体験から学んだ原理原則しか書いていません。あなたに身の丈に合わせるには、あなたの状態を一度、私に教えてください。

あなたにあった行動練習をオーダーメイドします。



今のあなたなら、それができます!

レッツトライ!ウインクチョキ

 

以上、「バナナの皮で滑るような罠にハマるな」でした。

 

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