◎やる気スイッチONポイント③・膝の上の筋肉。


コンディショニング・トレーナー大森です。

やる気スイッチシリーズ、第3弾です。

とりあえず思いついたのが「仙骨」「呼吸」そして今回の「膝の上の筋肉」くらいなので、
今後また思いついたら書きたいと思います。

というわけで今回は、大森がやる気スイッチだと思う第3弾「膝の上の筋肉」のお話です。
 

経験的に感じるところなんですが、けっこうアリなんじゃないかと思います。(^_^;)


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わざわざ「膝の上の筋肉」という表現をするのは理由があって、

専門的に言うと「大腿四頭筋」のうちの「大腿直筋」以外の筋肉、

「内側広筋」「外側広筋」「中間広筋」、とくに真ん中の「中間広筋」がスイッチではないかと思っているからです。

もっと言うと、それらを膝蓋骨(膝のお皿)とつないでいる「大腿四頭筋腱」がスイッチではないかと思っています。

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「大腿直筋」は骨盤に付着しているので骨盤のポジションの影響を受けますから、
姿勢に関わらず膝を支えるのは「内側・外側・中間広筋」と考えています。



腿の前の筋肉、大腿四頭筋の中で一番外側にある「大腿直筋」は一番意識しやすい筋肉です。

一方、「中間広筋」はその「大腿直筋」の裏側にあります。

大腰筋」と同じくインナーマッスルと言っていいところですね。

触れませんんし意識もしにくいですね。イメージするしかないです。^^;


しかし(どの部分でも言えることですが)、インナーマッスルをなんとなくでも意識できるようになると、安定感が変わります。


人間の基本的な動作が「歩行」だと考えると、このやる気スイッチは当たってると思うんです。


朝に「伸び」をするときは、背筋とともに腿の前に力を入れて足をピンと伸ばしますよね。
(この動きは犬や猫もよくします。)

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実家の柴犬、ハナです。再び登場。笑



そして歩き出すと元気になることってありますよね。

関係していると思います。


ちなみに「正座」はこの大腿四頭筋腱を最大に伸ばしている状態ですよね。

伸ばされているのも腱にとって刺激なので、正座をすると背筋が伸びるのも、つながっていると思います。


歩いたり走ったりして疲れたときは、膝に手を置いて休みますよね。

四頭筋腱に荷重をかけることで腱反射が起こり、膝が落ちないように支えているとも言えます。


…などなど、実践例や具体例は、長くなりそうなのでまた書きます。( ̄▽ ̄)



力む必要はないです。スイッチはONかOFFです。

膝のすぐ上の筋肉、腱にスイッチを入れてみてください。

少し力を入れるか、さすってみても良いと思います。



お試しになってみください。
ちょっと元気になると思いますよ。きっと。笑



今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

皆様がより健康で快適にいられますように。


大森 剛 / OMORI TAKESHI